夏目漱石、現代を語る 漱石社会評論集

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年05月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040820781

夏目漱石、現代を語る 漱石社会評論集

  • 著者 夏目 漱石
  • 編・著 小森 陽一
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年05月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040820781

没後100年にして初の新書版評論集、発刊!漱石夏目金之助の熱き言葉。

皮相的な社会に抗し権力に個人として対峙し、上からの道徳に抗い、イデオロギーを超える事を願った――。

“時代に抗え”“国家に振り回されるな”“私を生きろ”!時代と漱石は格闘した。
「自己本位」は帝国主義に抵抗しつづけ、人種差別主義も偏狭な自己中心主義も乗り越える。
百年前の漱石の認識は、21世紀のこの国において、改めて現実的な方向性を示している。「現代日本の開化」「私の個人主義」等は、現在の状況に符合しているのだ。

もくじ

序 時代と漱石は格闘する――夏目漱石の文明批評

第一章 道楽と職業
  一 夏目漱石は覚悟する――「道楽と職業」(1911・8・13)

第二章 現代日本の開化
  二 皮相的な社会へ抗す――「現代日本の開化」(1911・8・15)
 
第三章 中味と形式
  三 権力と個人は対峙する――「中味と形式」(1911・8・17)

第四章 文芸と道徳
  四 上からの道徳に抗う――「文芸と道徳」(1911・8・18)

第五章 私の個人主義
  五 イデオロギーを超える――「私の個人主義」(1914・11・25)

あとがきにかえて――漱石の抵抗と私の運動

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「夏目漱石、現代を語る 漱石社会評論集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • '16年5月刊。△漱石晩年の講演集だけを抜粋し、編者がほんの付け足り程度にコメントを加えただけの構成本。分業が加速し生活が便利になればなるほど全人的存在だった人間はどんどん解体され片輪になっていく、と '16年5月刊。△漱石晩年の講演集だけを抜粋し、編者がほんの付け足り程度にコメントを加えただけの構成本。分業が加速し生活が便利になればなるほど全人的存在だった人間はどんどん解体され片輪になっていく、という矛盾を突いた漱石の慧眼は、漱石没後百年の現代にも通用するどころか現在の方がその度合いはより一層甚だしくなっている。ただ、編者に関して言えば、漱石に言寄せて自身の身辺の出来事(「九条の会」について云々)という狭い話題を出してくるのは唐突とこじつけの感が否めず、場違いな感じがした。 …続きを読む
    Ted
    2016年09月16日
    6人がナイス!しています
  • 漱石は文章だけでなく講演も面白かったことがよくわかる。東大卒業時、学習院の教師の口を紹介されながらその職を逃した話で会場の学習院の学生の心を掴む漱石。職を得られると確信し授業に着るモーニングまで用意し 漱石は文章だけでなく講演も面白かったことがよくわかる。東大卒業時、学習院の教師の口を紹介されながらその職を逃した話で会場の学習院の学生の心を掴む漱石。職を得られると確信し授業に着るモーニングまで用意したのに米国帰りの競争相手に職を取られたと悔やむ。慌て者で思い込みの強い一面を披露して笑わせ、さらに高等学校と高等師範の教職を天秤にかけたのがバレて呼び出された話。その高等師範の職もその次の松山中学も1年で離職し、熊本で教えているとき英国留学することに。坊ちゃんの赤シャツは自分だったなど冗談を交えた話術はプロ。 …続きを読む
    田中峰和
    2016年09月12日
    4人がナイス!しています
  • 改めて読み直してみると、その内容の現代性に驚かされる。 改めて読み直してみると、その内容の現代性に驚かされる。
    jjjともろー
    2016年07月07日
    2人がナイス!しています

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