鼠、地獄を巡る

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年03月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
268
ISBN:
9784041035610

鼠、地獄を巡る

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年03月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
268
ISBN:
9784041035610

連続ドラマでも人気を博した赤川次郎の人情時代小説最新刊が登場!!

昼は甘酒売り、夜は天下の大泥棒という二つの顔を持つ鼠小僧次郎吉。妹の小袖と羽を伸ばしにやってきた温泉で、人気の歌舞伎役者に出会うが、女湯で侍が殺される事件が起きて……。義理人情に厚い鼠小僧が大活躍! 昼は甘酒売り、夜は天下の大泥棒という二つの顔を持つ鼠小僧次郎吉。妹の小袖と羽を伸ばしにやってきた温泉で、人気の歌舞伎役者に出会うが、女湯で侍が殺される事件が起きて……。義理人情に厚い鼠小僧が大活躍!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

次郎吉(じろきち)

「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。

小袖(こそで)

次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。

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「鼠、地獄を巡る」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • TVシリーズ第二弾が始まるのにあわせての刊行かな?別府の地獄めぐりにまでいって豪勢ですね。小袖も活躍します。 TVシリーズ第二弾が始まるのにあわせての刊行かな?別府の地獄めぐりにまでいって豪勢ですね。小袖も活躍します。
    星落秋風五丈原
    2016年03月13日
    19人がナイス!しています
  • シリーズ9作目。相変わらず死人が多いが、昨今のくどくど描写を書き「すぎる」作品と比べると、そういうシーンもさらりと流しているので(頁めくったらもう故人とか)陰惨な印象は少ない。今作は盗人シーンもそれな シリーズ9作目。相変わらず死人が多いが、昨今のくどくど描写を書き「すぎる」作品と比べると、そういうシーンもさらりと流しているので(頁めくったらもう故人とか)陰惨な印象は少ない。今作は盗人シーンもそれなりにあるが、やっぱり人情話がメインになっててまさにお茶の間時代劇(笑)。でも、これはこれでいつまでも続いてほしいシリーズ。「小袖ちゃん最強」説に私も一票! …続きを読む
    akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
    2016年06月16日
    14人がナイス!しています
  • 表題作はちょっと強引というか、端折りすぎというか、なんでそうなるの?という感が強くていまいちでしたが、それ以外のお話は面白かったです。血なまぐさい話が多いんですが、それを切り離しても人情味溢れる内容だ 表題作はちょっと強引というか、端折りすぎというか、なんでそうなるの?という感が強くていまいちでしたが、それ以外のお話は面白かったです。血なまぐさい話が多いんですが、それを切り離しても人情味溢れる内容だったと思います。盗人なんだけど、情に厚い次郎吉と、その次郎吉を心配しながらも結局顎で使ってる?(笑)小袖のコンビがなかなかに良いのです。しかし小袖強すぎ。 …続きを読む
    す~さん
    2017年07月25日
    12人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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