鹿の王 下 ‐‐還って行く者‐‐

2015本屋大賞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年09月25日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
560
ISBN:
9784041018897

2015本屋大賞

鹿の王 下 ‐‐還って行く者‐‐

  • 著者 上橋 菜穂子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2014年09月25日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
560
ISBN:
9784041018897

2014年国際アンデルセン賞受賞第一作! 待望の書き下ろし小説登場!

何者かに攫われたユナを追うヴァン。同じ頃、医術師ホッサルは移住民に広がる謎の病の治療法を探していた。ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが愛する人々、この地に生きる人々を守るため、選んだ道は――!?

おすすめコメント

ページをめくる手が止まりませんでした。これは、壮大なファンタジーでありながら、わたしたちの物語でもあります。
──西加奈子さん(作家)

『鹿の王』は深い森のような物語だ。影と光に揺れる魂が語る、人間と生き物の物語だ。
──萩尾望都さん(漫画家)

どこのものでもない景色が、人々の営みが、私たちの世界を揺さぶる。 異世界を覗いて初めて、当たり前に存在する「病」を見つめなおす。同じ景色を異なる絵の具で描き、新たな景色を浮かび上がらせるように。
──杏さん(女優)

冒険小説を読んでるうちに、医学を勉強し、さらに社会を学ぶ。一回で三冊分。
──養老孟司さん(解剖学者)

愛と悲しみ、闘いと絶望、いのちと病い……
限りなく面白く、果てしなく考えさせられる、前人未踏のファンタジー。
──松田哲夫さん(書評家)

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「鹿の王 下 ‐‐還って行く者‐‐」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 下巻は激しく、またファンタジックにドラマが揺れ動く。特に交互に語られていた2組のエピソードがゆっくりと、確実に重なっていく様は物語の鼓動が聞こえるかのごとき興奮。ミクロとマクロな視点がありどちらも引き 下巻は激しく、またファンタジックにドラマが揺れ動く。特に交互に語られていた2組のエピソードがゆっくりと、確実に重なっていく様は物語の鼓動が聞こえるかのごとき興奮。ミクロとマクロな視点がありどちらも引き込まれる。それらがアンサンブルのように重なって一つの大きなテーマを紡ぎだし、力強い。上巻からの期待値を遥かに上回る作品として結実。読み終われば鹿の王というタイトルにも見事な余韻がある。描かれる世界はファンタジーでも伝わるメッセージは現代を、明日を生きる我々を勇気づけるものだ。なによりそこが素晴らしい。 …続きを読む
    海猫
    2014年10月04日
    1276人がナイス!しています
  • 上下巻1000P超を読了しました。上橋菜穂子は従来のファンタジーの枠を大きく超え、さらなる高みに上った感があります。ところで地球・自然環境に取って、最強・最悪の破壊者(ウイルス)は、70億を超え100 上下巻1000P超を読了しました。上橋菜穂子は従来のファンタジーの枠を大きく超え、さらなる高みに上った感があります。ところで地球・自然環境に取って、最強・最悪の破壊者(ウイルス)は、70億を超え100億人に迫ろうとしている人類だという説があります。そうした説からすると強力な伝染病のウイルスは地球を守るためのヒーローなのかも知れません。黒狼熱が中世の黒死病のように猛威となって人口を激減させる世界もあるのかなぁ! …続きを読む
    starbro
    2014年11月30日
    1189人がナイス!しています
  • 下巻はユナを追うヴァンと 火馬の民の族長オーファンの出合いから始まる。 漠然と散らばっていた話が 徐々に繋がっていく様は 気持ち良い。 ヴァンとサエ、そしてユナ…飛鹿と火馬…読んでいると 自然と映像が 下巻はユナを追うヴァンと 火馬の民の族長オーファンの出合いから始まる。 漠然と散らばっていた話が 徐々に繋がっていく様は 気持ち良い。 ヴァンとサエ、そしてユナ…飛鹿と火馬…読んでいると 自然と映像が浮かんでくる のだが、なぜか獣ばかり 登場するのは著者の意図 なのだろうか? 愛する人を守るために、 ヴァンとホッサルは何を 選ぶのか? やや複雑な部族関係が 真相を解りにくくしている のが少し残念だが、 壮大な生命と愛の物語 だった。 …続きを読む
    遥かなる想い
    2015年08月11日
    969人がナイス!しています

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読者モニターレビュー

生きるとは、命を繋ぐとは。深く考えさせられる物語でした。ファンタジーなのにミステリーを読んでいる、物語の世界にぐんぐん引き込まれ、ページをめくる手が止められませんでした。(たんちゃんさん)

息つく間もなく、一気に読み切りました。人と人の戦い、病との戦い、しがらみ、いろいろなことが絡み合い、また長編でありながらも飽きさせない、読み応えのある一冊でした。(ericさん)

ひさしぶりに、2度読みをした作品でした。最初、突然捕まっているところから始まったので、どうなることかと思いましたが話がどんどん広がっていき、上橋さんらしい壮大な自然と空間の中に引き出され、特に下巻止まらなくなりました。(うめちゃんさん)

著者紹介

上橋 菜穂子(うえはし・なほこ)

作家・川村学園女子大学特任教授。文化人類学専攻、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年、『精霊の木』で作家デビュー。
著書に、第34回野間児童文芸新人賞、第44回産経児童出版文化賞≪ニッポン放送賞≫をダブル受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、第42回野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年、英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。2014年、“児童文学のノーベル賞”と称される国際アンデルセン賞≪作家賞≫を受賞。日本人の作家としては1994年に受賞したまど・みちお氏以来2人目の快挙となる。
綾瀬はるか主演で『精霊の守り人』が2016年春からNHKでドラマ化されることも決定。

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