さわらびの譜

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年09月30日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784041105498

さわらびの譜

  • 著者 葉室 麟
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2013年09月30日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784041105498

姉妹の思いを乗せて、千本の矢が政治の非情を射貫く。爽快な長編時代小説。

扇野藩の重臣、有川家の長女・伊也は、藩の弓上手、樋口清四郎を負かすほどの腕前。競い合ううち清四郎に惹かれる伊也だったが、妹の初音に清四郎との縁談が。くすぶる藩の派閥争いが彼らを巻き込む。長編時代小説。


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「さわらびの譜」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 葉室作品は『蜩ノ記』以来2冊目。『蜩ノ記』を読んだときは藤沢周平の『蝉しぐれ』を思いだしたので、今回は「弓矢小町」と呼ばれる武芸に秀でた女性主人公から、剣と弓の違いはあるが、映画化もされた藤沢周平の短 葉室作品は『蜩ノ記』以来2冊目。『蜩ノ記』を読んだときは藤沢周平の『蝉しぐれ』を思いだしたので、今回は「弓矢小町」と呼ばれる武芸に秀でた女性主人公から、剣と弓の違いはあるが、映画化もされた藤沢周平の短編『花のあと』のイメージを持ち読み始めた。読了後比較すると、想いを遂げられない刹那さと無念、時代小説ならではの、あだ討ちを遂げる爽快感の『花のあと』に対して、『さわらびの譜』は、派閥抗争に巻き込まれ、恋する人と弓での直接対決、刺客との対決、主人公伊也だけでなく妹初音の恋と、長編ならではの話の広がりを楽しめた。 …続きを読む
    hiro
    2013年11月30日
    118人がナイス!しています
  • 葉室さんの小説を読むのは4年前の「銀漢の賦」から数えてこれで25冊目。二人姉妹と二人の若者が「矢」を通して惹かれあい、望みを捨てずに運命を切り開く物語。若い藩主と老練な家老という、よくある設定の中で、 葉室さんの小説を読むのは4年前の「銀漢の賦」から数えてこれで25冊目。二人姉妹と二人の若者が「矢」を通して惹かれあい、望みを捨てずに運命を切り開く物語。若い藩主と老練な家老という、よくある設定の中で、若者たちが「矢を通す」という行為に象徴される真っ直ぐな生き方と、「矢を留める」という命を守る行為の両立をいかにして成し遂げるのか。さらにそれを見守る師の姿など、葉室作品のエッセンスが詰まった1冊。万葉集の中の「さわらび」を歌った一首と、源氏物語の「早蕨」を巧みに織り込んで、物語に典雅な趣を添えている。 …続きを読む
    藤枝梅安
    2013年10月16日
    65人がナイス!しています
  • タイトルで感じられるとおり、清々しい、そしてとても描写のキレイな物語だった。女弓士の伊也の真摯さ。伊也の妹、初音の純粋さ。そんな伊也たちを藩の派閥抗争に巻き込まれていく。伊也が行うことがことごとく悪い タイトルで感じられるとおり、清々しい、そしてとても描写のキレイな物語だった。女弓士の伊也の真摯さ。伊也の妹、初音の純粋さ。そんな伊也たちを藩の派閥抗争に巻き込まれていく。伊也が行うことがことごとく悪い方向へ。展開も早く、目が離せいない。でも読後感はすごく良かった。 …続きを読む
    くりきんとん99
    2013年10月28日
    64人がナイス!しています

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