- 著者 諸田 玲子
- 発売日:
- 2013年09月30日
- 商品形態:
- 電子書籍
山流し、さればこそ
- 著者 諸田 玲子
- 発売日:
- 2013年09月30日
- 商品形態:
- 電子書籍
不遇の地で見つけた、本当の人生とは。
寛政年間のこと、出世の道を歩んでいたはずの数馬は、「山流し」と蔑称される甲府への転出を命じられた。理不尽な左遷に憤る数馬が、家族とともに向かった甲府で見たものは、城下の賑わいとは裏腹に、風紀の乱れた、荒んだ武士たちの姿だった。新参いじめを謎の女に救われた数馬は、不思議な盗賊騒ぎに巻き込まれていく…。江戸では見えなかったこと、逆境の中でこそ知り得たものとは、何だったのか? 気鋭が放つ時代長編!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「山流し、さればこそ」感想・レビュー
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何度も読み止めようと思いつつ、読メさんのアドバイスを思い出し、数日かけて読みました。 左遷された男の人にとって、多紀さんや蕗さん、都万さんも含めて女性陣の役割は大きいと痛感しました。 住めば都というの …続きを読む2015年10月29日44人がナイス!しています
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山流し?江戸はそんなに都会かえ。京の方が都ぞえ・・なんてね(^^♪。信州の田舎‥確かに爺さんの実家に初めて行った時は山超え谷超え・・そりゃ細い道の端は崖っぷち片方は山。向かいから車が来た時は・・そりゃ …続きを読む2022年05月26日41人がナイス!しています
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ちょっと読むのに辛さもありましたが、全体としては面白かったです。出世の道を歩んでいた数馬が甲府へと山流しされてしまいます。この鎖線からして理不尽だと思うのですが、家族と共に行った甲府で待っていたのは風 …続きを読む2014年09月15日39人がナイス!しています