あんじゅう 三島屋変調百物語事続

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年02月09日
判型:
新書判
商品形態:
単行本
ページ数:
512
ISBN:
9784404041425

あんじゅう 三島屋変調百物語事続

  • 著者 宮部 みゆき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年02月09日
判型:
新書判
商品形態:
単行本
ページ数:
512
ISBN:
9784404041425
一度にひとりずつ、一話語りの百物語の聞き集めを始めたおちか。ある日、おちかは<深考塾>の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」と呼ばれる空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。 一度にひとりずつ、一話語りの百物語の聞き集めを始めたおちか。ある日、おちかは<深考塾>の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」と呼ばれる空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「あんじゅう 三島屋変調百物語事続」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『おそろし』の続編。やっぱり宮部さんは良い!私は現代小説より、時代小説の方が好きになりつつあるかな。4つの物語があり、ほっこりしたり、怖かったり~♪それぞれ面白かった!でもこれが「百物語まで続く」とし 『おそろし』の続編。やっぱり宮部さんは良い!私は現代小説より、時代小説の方が好きになりつつあるかな。4つの物語があり、ほっこりしたり、怖かったり~♪それぞれ面白かった!でもこれが「百物語まで続く」としたら、おちかちゃんはお婆ちゃんなっちゃうかも。。 …続きを読む
    レアル
    2013年02月12日
    89人がナイス!しています
  • 余談だが…初めにこのタイトルを目にしたとき“まんじゅう”のイントネーションで頭に浮かんだので何を現したものだかわからなかった。さて今回は日本昔話である。人の霊という障りではなく、自然が…館が…その気を凝ら 余談だが…初めにこのタイトルを目にしたとき“まんじゅう”のイントネーションで頭に浮かんだので何を現したものだかわからなかった。さて今回は日本昔話である。人の霊という障りではなく、自然が…館が…その気を凝らせた存在…所謂妖怪の様なものや、生きた人の疑心から生まれた妄念、みだりに復活させた風習に力を得て恨みが人を変身させた様等が描かれる。そして前の巻の最後で顕になった影の存在を軽々しく絡ませて物語を紡いでおられなかったことにこの物語の先の構成に期待感が持てた。 …続きを読む
    sin
    2017年07月10日
    88人がナイス!しています
  • 三島屋シリーズの第2弾。4話の中では、とにかく「暗獣」が素晴らしい。宮部ワールド全開の傑作。「くろすけ」の可愛さ、せつなさに心を打たれた。人が恋しいのに人のそばには近寄れない宿命をもった「くろすけ」と 三島屋シリーズの第2弾。4話の中では、とにかく「暗獣」が素晴らしい。宮部ワールド全開の傑作。「くろすけ」の可愛さ、せつなさに心を打たれた。人が恋しいのに人のそばには近寄れない宿命をもった「くろすけ」と老夫婦の交流に心から感動した。この1話だけでも読む価値あり。 …続きを読む
    sas
    2013年09月09日
    49人がナイス!しています

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