おそろし 三島屋変調百物語事始

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年06月11日
判型:
新書判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784404038661

おそろし 三島屋変調百物語事始

  • 著者 宮部 みゆき
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2010年06月11日
判型:
新書判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784404038661

伊兵衛の計らいで次々に訪れる人々のふしぎ話は、おちかの心を溶かし、やがて彼女をめぐって起こった事件も明らかに......。恐れ、おののき、そして涙する感動の物語。

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「おそろし 三島屋変調百物語事始」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮部みゆき万歳!こんな作品を読むと宮部さんは当代随一の作家だと言う確信が強まる。江戸時代を舞台にしたホラー。17歳のおちかが普通の人々の心の傷を癒していく。他人を癒すことが自分を癒すことに繋がると言う 宮部みゆき万歳!こんな作品を読むと宮部さんは当代随一の作家だと言う確信が強まる。江戸時代を舞台にしたホラー。17歳のおちかが普通の人々の心の傷を癒していく。他人を癒すことが自分を癒すことに繋がると言うテーマが本当に良かった。昔カウンセリングのボランティアをやったことがあり、大変な経験だったが、この小説のおちかのように人の話に耳を傾けることで、自分の心が浄化されていくのを経験した。夜中に読んでいると体が震えだすような恐怖が充満しているのだがそれを上回る人の優しさが描かれており、爽やかな読後感を味わえる。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2014年09月23日
    120人がナイス!しています
  • 物語の中で語られるそれぞれの怪談が最後は呼び寄せられて一つの大団円に集約するという凝った趣向の物語である。以前ドラマで観た際には、おちかの目の前で許婚が殺害されるという境遇がドラマの常で平板に映ったが 物語の中で語られるそれぞれの怪談が最後は呼び寄せられて一つの大団円に集約するという凝った趣向の物語である。以前ドラマで観た際には、おちかの目の前で許婚が殺害されるという境遇がドラマの常で平板に映ったが、こうして時代背景などを呑み込みながら読んでみれば迫るものが感ぜられ、殺人という異常事態が周りの人間に及ぼす影響も宜なるかなと思われて、物語に慄くおちかの苦悩がより明確に伝わってくるようだ。一方最終場面で影の黒幕的存在が現れるのはご愛嬌ではあるが物語をこうした形で軽々しく繋げていく作為は興醒めに感じてしまう。 …続きを読む
    sin
    2017年07月03日
    86人がナイス!しています
  • おどろおどろしい人間の怨念!とも悲哀の詰まった話とも・・・。日本人の情緒に訴えるもの悲しさがある。「黒白の間」とは言いえて妙なり。人間の心情の白と黒、善と悪の織りなしが絶妙。白と黒が点在して気がつくと おどろおどろしい人間の怨念!とも悲哀の詰まった話とも・・・。日本人の情緒に訴えるもの悲しさがある。「黒白の間」とは言いえて妙なり。人間の心情の白と黒、善と悪の織りなしが絶妙。白と黒が点在して気がつくとどちらかの色に引きずられていく人々が描かれている。@「もう少しスッキリとした構成でもよかったんじゃないかぁ」などと細かい突っ込みは別にして、イッキに読ませる宮部みゆきの筆力は、まさに「おそろし」! …続きを読む
    めだか
    2010年11月24日
    51人がナイス!しています

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