空ろの箱と零のマリア5

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年07月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784048867337
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空ろの箱と零のマリア5

  • 著者 御影 瑛路
  • イラスト 鉄雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年07月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784048867337

敵同士となった醍哉と一輝。二人の“箱”使い、その勝者は――。

 醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。 人々の罪を可視化、それを取り込むことによって対象を傀儡化するその“箱”を使い、彼は人間を『選別』していく。自身の信念に基づいて。 醍哉を“敵”とみなす一輝は、彼を止めるため、箱“願い潰しの銀幕”を使い、醍哉を封じ込める。 “箱”VS“箱”。そして衝突する二人。果たして勝者は ──?  醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。 人々の罪を可視化、それを取り込むことによって対象を傀儡化するその“箱”を使い、彼は人間を『選別』していく。自身の信念に基づいて。 醍哉を“敵”とみなす一輝は、彼を止めるため、箱“願い潰しの銀幕”を使い、醍哉を封じ込める。 “箱”VS“箱”。そして衝突する二人。果たして勝者は ──?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「空ろの箱と零のマリア5」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 醍哉の箱「罪と罰と罪の影」と一輝の箱「願い潰しの銀幕」による箱のつぶし合いな話。キャラがそれぞれの信念に沿って動いているせいで状況が複雑すぎて先が全く読めませんわ。しかし、最後の一輝の姿はヤバかったで 醍哉の箱「罪と罰と罪の影」と一輝の箱「願い潰しの銀幕」による箱のつぶし合いな話。キャラがそれぞれの信念に沿って動いているせいで状況が複雑すぎて先が全く読めませんわ。しかし、最後の一輝の姿はヤバかったですね。狂気に溢れた愛による一輝の決意と行動は読んでいてゾクッとする魅力がありました。本当この作品は人のダークな部分の書き方が魅力過ぎて困る。絶望感溢れる状況の中、一輝と醍哉の戦いはどんな結末を迎えるのか。次巻も楽しみです。 …続きを読む
    まりも
    2015年04月22日
    40人がナイス!しています
  • 『はこマリ』待ちに待った五冊目。満を持して大哉の"罪と罰と罪の影"発動。対抗する所有者が明らかではない"願い潰しの銀幕"。相変わらず表現がエグい(褒め言葉)。色葉が壊れていくのを見るのはこの物語の醍醐味で 『はこマリ』待ちに待った五冊目。満を持して大哉の"罪と罰と罪の影"発動。対抗する所有者が明らかではない"願い潰しの銀幕"。相変わらず表現がエグい(褒め言葉)。色葉が壊れていくのを見るのはこの物語の醍醐味でしょう。音無マリア…いや、音無彩矢は敵となり…"O"の正体も明らかになり、物語はいよいよ終盤。所有者の正体、心音が壊れてしまったこと、醍哉の過去、沢山の謎を含んだまま次巻へ。 …続きを読む
    くろり - しろくろりちよ
    2012年07月11日
    21人がナイス!しています
  • 人間性を変える程の力を与える〝箱〟を持つ一輝と醍哉が願いを叶えるため互いの箱を潰そうと対決する5巻。多少忘れてた所もあったものの、目的のため利用し利用される様や、箱により歪み、狂気じみていくのを見てい 人間性を変える程の力を与える〝箱〟を持つ一輝と醍哉が願いを叶えるため互いの箱を潰そうと対決する5巻。多少忘れてた所もあったものの、目的のため利用し利用される様や、箱により歪み、狂気じみていくのを見ているしかできない感覚に、先が恐ろしくも目が離せませんでした。誰もが感じ得る負い目や、願いのような見えにくいものを浮き彫りにしながら、Oの正体、一輝の役割、醍哉の過去等、回収される伏線も絡み合って独特の読み応えで、面白いです。終わりへの道筋は見えるが、ひたすら後ろ向きに進んでいった先の結末が気になるお話でした。 …続きを読む
    shin
    2012年11月23日
    14人がナイス!しています

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