ピンクとグレー

映画化作品

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年01月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784041101087

映画化作品

ピンクとグレー

  • 著者 加藤 シゲアキ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年01月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784041101087

絶望的に素晴らしいこの世界に、僕は君と共にある。

大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。

絶望的に素晴らしいこの世界の真ん中に、僕は君と共にある。
“ステージ”に魅入られた青年たちを描く、作家活動の原点となる青春小説。
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。

絶望的に素晴らしいこの世界の真ん中に、僕は君と共にある。
“ステージ”に魅入られた青年たちを描く、作家活動の原点となる青春小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ピンクとグレー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最新作『Burn』に出会って「すごい」と思ってから、二作目『閃光スクランブル』、そしてこの『ピンクとグレー』という逆送りの順番で追い始めた作家だけれど、このデビュー作がいちばん好きだというのが率直な感想。 最新作『Burn』に出会って「すごい」と思ってから、二作目『閃光スクランブル』、そしてこの『ピンクとグレー』という逆送りの順番で追い始めた作家だけれど、このデビュー作がいちばん好きだというのが率直な感想。いい意味で力んでいなくて、背伸びしていない文章がとてもいい。ジャニーズアイドルでもある加藤シゲアキだからこそ、物語にリアリティを与えることができたのだとも思う。芸能界で生きていくということ、その芸名としての人物を生きていくということ、捨てるかわりに得るもの。中盤、唐突に物語が一変する衝撃が巧い!巧すぎる! …続きを読む
    風眠
    2014年11月19日
    303人がナイス!しています
  • 「やるしかない、やらないなんてないから。」印象的な台詞。全ては姉の生き方に導かれた。芸能界という独特の世界に生きる親友同士、成功者とそうでない者に別れてしまったところから、彼らの苦悩は始まる。・・・若 「やるしかない、やらないなんてないから。」印象的な台詞。全ては姉の生き方に導かれた。芸能界という独特の世界に生きる親友同士、成功者とそうでない者に別れてしまったところから、彼らの苦悩は始まる。・・・若いうちに読むことをお薦めする。 …続きを読む
    紫 綺
    2013年05月25日
    148人がナイス!しています
  • いやあ、良いです。何が良いって、この文章の軽薄さが持つ奇妙な浮遊感。まるで、裏なんてなくて、何処までも書き割りの平たい世界をスポットライトで無理やり影付けてキラキラぺかぺかさせた様な芸能界の描き方。作 いやあ、良いです。何が良いって、この文章の軽薄さが持つ奇妙な浮遊感。まるで、裏なんてなくて、何処までも書き割りの平たい世界をスポットライトで無理やり影付けてキラキラぺかぺかさせた様な芸能界の描き方。作者の経歴と相俟って本当に所詮は空疎な絵空事だという事を突き付けられて、改めてびっくりします。二人はピンクの声援とグレーの土台がある世界に居たかったのかな。。それともピンクグレープフルーツのジュースが似合う、仲で居たかったのかな。それとも単に、ピンクとグレーの様なお互い補い合う柔らかな関係で、居たかったのかな。 …続きを読む
    ひめありす@灯れ松明の火
    2012年07月22日
    125人がナイス!しています

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著者紹介

加藤 シゲアキ(かとう・しげあき)

1987年7月11日生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。2012年1月、『ピンクとグレー』で作家デビュー。続いて13年2月に『閃光スクランブル』、14年3月に『Burn.-バーン-』を発表。“渋谷サーガ”シリーズとしてベストセラーに。ジャニーズ事務所のアイドルグループ、NEWSのメンバーとして芸能界でも活躍の場を広げている。主なドラマ出演作は「トラブルマン」「3年B組金八先生」「華和家の四姉妹」「花のズボラ飯」「失恋ショコラティエ」「大使閣下の料理人」など。 15年3月30日よりスタートした新番組「白熱ライブ ビビット」(TBS系)に、金曜レギュラーとして出演し、「体感!ビビットカルチャー」のコーナーを担当している。処女作『ピンクとグレー』が、監督・行定勲氏と脚本・蓬莱竜太氏のタッグにより映画化され、2016年新春に公開予定。

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