インドクリスタル

因習と開発、資本と搾取の間で揺れるインドが舞台のビジネス冒険エンタメ!

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
544
ISBN:
9784041013526

インドクリスタル

因習と開発、資本と搾取の間で揺れるインドが舞台のビジネス冒険エンタメ!

  • 著者 篠田 節子
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2014年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
544
ISBN:
9784041013526

因習と開発、資本と搾取の間で揺れるインドが舞台のビジネス冒険エンタメ!

人工水晶開発の為、マザークリスタルの買い付けを行う山峡ドルジェ社長・藤岡。インドの村の宿泊先で使用人兼売春婦をしていた少女ロサを救い出し、村人と交渉・試掘を重ねる中で思いがけない困難に次々と直面する。

おすすめコメント

インドの土俗とグローバル経済が闇の奥で激突する、桁外れのアジアン・ノワールだ!
――高野秀行(ノンフィクション作家)

ヒロイン像が圧巻だ。ラストまで一気読みの傑作である。
――北上次郎(「本の旅人 2015年1月号」書評より)

世界は善悪の二元論では収まらないことを、この小説は強く訴えかけてくる。
――垣根涼介(作家)

この本は、そう遠くはない未来に大勢の日本人が直面するであろう現実を残酷なまでに示す「グローバル・ミステリ」だ。
――石井光太(作家)

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「インドクリスタル」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 篠田節子氏は、やはり現代屈指の物語作家だと思う。本書は実に構想5年。インド、水晶、先住民と並べると、なんだか三題噺のようだが、彼女はそこに見事な結晶世界を形作っていった。そして、その結晶の中を覗き込む 篠田節子氏は、やはり現代屈指の物語作家だと思う。本書は実に構想5年。インド、水晶、先住民と並べると、なんだか三題噺のようだが、彼女はそこに見事な結晶世界を形作っていった。そして、その結晶の中を覗き込むと、そこは多彩さと混沌の織り成す万華鏡のような世界だ。何時、どんな立場で、どんな風に訪れるかで、全く違った相貌を見せるインド。私たち読者は藤岡とともに、インドに翻弄され続けることになる。そして、読み終わった時にはすっかりインドのカオスに魅了されている自分に気が付くのである。余韻を残す終わり方がまた素晴らしい。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2016年12月28日
    423人がナイス!しています
  • インドで読み終えようと思って二章の途中から読み控えていたのに本を持って行き忘れて結局帰国してから残りを始末した。後半にちょっと書き急いだ感が滲み出ていのは残念だけど篠田さんらしい面白い作品だった。「騙 インドで読み終えようと思って二章の途中から読み控えていたのに本を持って行き忘れて結局帰国してから残りを始末した。後半にちょっと書き急いだ感が滲み出ていのは残念だけど篠田さんらしい面白い作品だった。「騙されるな、本物を掴め」というキャッチフレーズは意味深。 …続きを読む
    takaC
    2016年06月25日
    192人がナイス!しています
  • 凄かった。まだ興奮冷めやらない。今年は冊数こそ少ないものの当たりが多い!性善説でも性悪説でも、紋切り型には割り切れないインドの社会。主人公と社会の対立の構図はこれでもかと胸に迫ってくる。人間の奥深さを 凄かった。まだ興奮冷めやらない。今年は冊数こそ少ないものの当たりが多い!性善説でも性悪説でも、紋切り型には割り切れないインドの社会。主人公と社会の対立の構図はこれでもかと胸に迫ってくる。人間の奥深さを思い知らされる。平和でうわべの綺麗事にならされた人間には見えなくなった真実がここにはあるのだろうか。山を登って息も絶え絶えの時こそその人の本性が解ると言う。それに近い悟りを得た気がする。オススメ本 …続きを読む
    absinthe
    2017年02月14日
    187人がナイス!しています

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読者モニターレビュー

海外赴任経験者のわたしがお勧めします。これから海外に仕事で行かれる方、海外在籍の方、新しいビジネス書として持参してください。最後まで飽きのこない展開に、1250枚を一気に読んでしまいました。――劇団2人

凄い濃厚なストーリー。インドと日本の違いは文化の違いの一言だけで説明できるようなものじゃなかった。そんな中で、繰り広げられるインド人とのビジネスと天才的な少女との出会い。様々な身分と思惑をもった人達が絡み合い、先が読めない展開だった。――わらび餅

今まで知らなかったことだらけで、実際のインドの難しさをすごく感じました。インドに階級制度があることは知っていたけれど、ここまで残酷に分かれているとは思っていなかったし、暗闇の部分がなくなることは永遠にない気がしました。本で暮らすことのありがたさを、つくづく感じました。――みょん

著者紹介

篠田 節子(しのだ せつこ)

1955年東京生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。
97年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に『夏の災厄』『第4の神話』『ブラックボックス』『長女たち』など多数。

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