純愛小説

純愛小説

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784048737791

純愛小説

  • 著者 篠田 節子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784048737791

成熟した大人に許される唯一の愚行……それは、恋。

大人だからこそ、隠せない想いがある。歳を重ねたからこそ、逃れられない衝動がある。成熟の向こうになお待ち受ける恋の行方を、時にシニカルに、時にエロティックに描くビター・ロマンス集 大人だからこそ、隠せない想いがある。歳を重ねたからこそ、逃れられない衝動がある。成熟の向こうになお待ち受ける恋の行方を、時にシニカルに、時にエロティックに描くビター・ロマンス集

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「純愛小説」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 篠田さんの本を手にするのは初めて。アンソロジーでは数編読んでいるのですが。純愛は何をもって純愛と呼ぶか。愛と言うくもの巣に絡まって身動きが取れなくなった男女みたい。思春期の初々しい純粋な恋愛とは程遠い 篠田さんの本を手にするのは初めて。アンソロジーでは数編読んでいるのですが。純愛は何をもって純愛と呼ぶか。愛と言うくもの巣に絡まって身動きが取れなくなった男女みたい。思春期の初々しい純粋な恋愛とは程遠い。でも、心の奥底では誰にも汚されない思いのように自身の恋愛事情を慈しんでいる。タイトルだけを見て、純粋で真っ白な恋愛話を期待したのですが・・・あまりにストレートなタイトルだから・・・やっぱり裏目に出てしまいました。篠田さんの作風をもっともっと知りたくなりました。きっと心に沁みる恋愛話があるはず。 …続きを読む
    あつひめ
    2011年03月01日
    52人がナイス!しています
  • 表題作含む、4編の短編。「純愛小説」よくわからず何も言えない。「鞍馬」妹は姉の気持ち、恩を知る日が来るのだろうか。「知恵熱」両親と息子、ほほましい感じも。かつての職場の名前が一瞬出てきて、ちょと嬉しい 表題作含む、4編の短編。「純愛小説」よくわからず何も言えない。「鞍馬」妹は姉の気持ち、恩を知る日が来るのだろうか。「知恵熱」両親と息子、ほほましい感じも。かつての職場の名前が一瞬出てきて、ちょと嬉しい。「蜂蜜色の女神」浮気などという言葉をしのぐ性愛。圧倒される。う~ん。 …続きを読む
    クリママ
    2016年11月17日
    38人がナイス!しています
  • 甘さの全くない大人の純愛短篇集。唯一「知恵熱」だけは、息子の恋人に会った父親の心情が面白く描かれていて楽しめた。一番印象的だった「鞍馬」は母親の介護のために結婚もせず、自身も高齢者になり詐欺被害に会う 甘さの全くない大人の純愛短篇集。唯一「知恵熱」だけは、息子の恋人に会った父親の心情が面白く描かれていて楽しめた。一番印象的だった「鞍馬」は母親の介護のために結婚もせず、自身も高齢者になり詐欺被害に会う女性の話で視点が本人と妹に変わるだけで随分内容が違って見え、彼女の人生がとても哀しく思えた。 …続きを読む
    うさっち
    2016年01月13日
    28人がナイス!しています

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