とんずら屋弥生請負帖

とんずら屋弥生請負帖

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年01月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784048742474

とんずら屋弥生請負帖

  • 著者 田牧 大和
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年01月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784048742474

「とんずら手伝います」。男装の船頭の裏稼業に隠された秘密とは--。

「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働く弥生。船宿の松波屋一門として人目を忍んだ逃避行「とんずら」を手助けするが、もっとも見つかってはならないのは、実は弥生自身だった――。 「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働く弥生。船宿の松波屋一門として人目を忍んだ逃避行「とんずら」を手助けするが、もっとも見つかってはならないのは、実は弥生自身だった――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「とんずら屋弥生請負帖」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 近江の小国来栖家の当主と本陣の娘の間に生まれた弥生が、江戸の船宿松波屋で男姿で船頭になる。松波屋は裏稼業としてわけありの人間の「とんずら」を請け負う。物語はとんずらがメインではなく、来栖家のお家騒動が 近江の小国来栖家の当主と本陣の娘の間に生まれた弥生が、江戸の船宿松波屋で男姿で船頭になる。松波屋は裏稼業としてわけありの人間の「とんずら」を請け負う。物語はとんずらがメインではなく、来栖家のお家騒動が主軸になっているので、裏稼業でスッキリを期待すると肩透かし。面白くないわけではないけれど、ちょっと期待外れかもしれません。 …続きを読む
    ゆみねこ
    2014年07月06日
    47人がナイス!しています
  • 再読。 何度読んでも和みます。 出生の秘密故 叔母に引き取られ 男として生活する弥生。その先での仕事は表向きは船頭。裏稼業は「とんずらや」 訳ありの人を逃がす課程で、困った人をほっとけない弥生が首を突っ込 再読。 何度読んでも和みます。 出生の秘密故 叔母に引き取られ 男として生活する弥生。その先での仕事は表向きは船頭。裏稼業は「とんずらや」 訳ありの人を逃がす課程で、困った人をほっとけない弥生が首を突っ込む度に 弥生の事を大好きな周りの人たちがアワアワする場面が面白い。 …続きを読む
    えりっち
    2017年02月20日
    28人がナイス!しています
  • 船宿『松波屋』は、何かから「逃げたい」と望む者を、金で逃がしてやる「とんずら屋」という裏稼業をもっている…。 この設定だけでもワクワクですが、これに男のふりをして船頭として働く弥生の複雑な事情が絡んで 船宿『松波屋』は、何かから「逃げたい」と望む者を、金で逃がしてやる「とんずら屋」という裏稼業をもっている…。 この設定だけでもワクワクですが、これに男のふりをして船頭として働く弥生の複雑な事情が絡んで、更にスリリングで面白かった! 弥生の周りの人たちがみんな魅力的で、彼女は辛い立場にあるんだけれど、ちょっと羨ましい(笑) 弥生は女性として生きられるようになるのか…?彼女の恋のお相手は同僚の啓治郎か「若旦那」進右衛門か…? 幼馴染の仙太郎はどうなったのか…? きっと、続編があるんですよね!? …続きを読む
    マムみかん(*感想は風まかせ*)
    2012年03月21日
    26人がナイス!しています

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