オリンピックの身代金(下)

2009年 第43回 吉川英治文学賞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年09月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784043860050

2009年 第43回 吉川英治文学賞

オリンピックの身代金(下)

  • 著者 奥田 英朗
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2011年09月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784043860050

吉川英治文学賞を受賞したエンタテイメント大作!

オリンピック会場の建設現場に身を投じた東大生は、労働者の現実を知る。日本が高度経済成長に突き進む陰で、貧困に取り残された者たちの叫び。そして開会式当日、運命の時を迎える!吉川英治文学賞受賞作。

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「オリンピックの身代金(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 下巻は犯人側と警察側を微妙にズラしながら交互に描く構成の妙が更に活かされて展開がスピードアップ…ページをめくる手も止まらない面白さ。特に犯人側・島崎と村田の会話が秋田弁を交えているからか、素朴でユーモ 下巻は犯人側と警察側を微妙にズラしながら交互に描く構成の妙が更に活かされて展開がスピードアップ…ページをめくる手も止まらない面白さ。特に犯人側・島崎と村田の会話が秋田弁を交えているからか、素朴でユーモラスでもありながら、社会や人生に対して含蓄があって考えさせられる。愚直で孤独な島崎に共感できたのが一気に読めた理由だが、それだけに最後に彼が登場しないのが非常に残念!『罪の轍』もそうだったが、もう一人の主役・落合刑事の心情が少ないのも惜しい。それでも自分の生まれた頃を振り返りつつ、極上のサスペンスを楽しめた♬ …続きを読む
    しんたろー
    2019年11月22日
    188人がナイス!しています
  • 貧しい東北出身の島崎国男にとって東京は富と繁栄を独占する諸悪の根源でしかなかった。格差社会に憤りテロリストと化した島崎は国家に一矢報いるためオリンピック開会式の爆破を企てる。それを阻止しようとする警察 貧しい東北出身の島崎国男にとって東京は富と繁栄を独占する諸悪の根源でしかなかった。格差社会に憤りテロリストと化した島崎は国家に一矢報いるためオリンピック開会式の爆破を企てる。それを阻止しようとする警察との攻防劇は読んでいて息が抜けなかった。さらに格差が拡大した今の日本を島崎はどう思うだろうか。 …続きを読む
    Atsushi
    2018年08月04日
    168人がナイス!しています
  • 無事に東京オリンピックが行われた、という歴史的事実があるのだから、ある意味結末、だけはわかっている、わかってはいるけれど、手に汗握ってどきどきしながら、頁を捲った。島崎と村田の、どうしようもない格差へ 無事に東京オリンピックが行われた、という歴史的事実があるのだから、ある意味結末、だけはわかっている、わかってはいるけれど、手に汗握ってどきどきしながら、頁を捲った。島崎と村田の、どうしようもない格差への怒りと悲しみにも、犠牲者を出すことなしに、開会式を成功させなければ、という警察の面々の必死さにも、どちらにも共感してしまう。一番気になる島崎の生死を明らかにせず、読者の想像に委ねる結末に巧いなあ、と唸らされた。 …続きを読む
    みっちゃん
    2019年12月02日
    166人がナイス!しています

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