- 著者 奥田 英朗
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年08月31日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784043860012
サウスバウンド 上
- 著者 奥田 英朗
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年08月31日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784043860012
奥田英朗が最大限の情熱をそそいだ代表作!
小学6年生の二郎にとって、悩みの種は父の一郎だ。自称作家というが、仕事もしないでいつも家にいる。ふとしたことから父が警察にマークされていることを知り、二郎は普通じゃない家族の秘密に気づく……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「サウスバウンド 上」感想・レビュー
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二郎のビルドゥングスロマンのようだ。中野というリージョナルな設定は効果的だろう。父親が革共同の伝説的な闘志であり、母親もまた「お茶の水のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた幻の女性というのは面白くはあるが、い …続きを読む2018年07月23日458人がナイス!しています
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僕的に上巻は今一つ乗れない。例えば伊良部先生なら、真剣に悩む患者との対比、そこに絡む診療行為はある意味無害で、関わる人々を傷つけないから笑える。だが、本書の大人達はエゴイストばかり。父親は息子の思いよ …続きを読む2021年01月04日222人がナイス!しています
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喝上げ,脅かして金品を巻き上げること。小学校で起こっているであろうことを,現実味のある表現で記述している。小学生からもう何年も経過したであろう著者が,今起こっていることのように描写している。小学生の目 …続きを読む2013年09月01日215人がナイス!しています