鍵のかかった部屋

鍵のかかった部屋

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年07月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
366
ISBN:
9784048742245

鍵のかかった部屋

  • 著者 貴志 祐介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年07月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
366
ISBN:
9784048742245

著者がしかけた4つの超絶密室トリック、貴方は解くことができるか!?

防犯コンサルタント(本職は泥棒?)・榎本と弁護士・純子のコンビが、4つの超絶密室トリックに挑む。表題作ほか「佇む男」「歪んだ箱」「密室劇場」を収録。防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾! 防犯コンサルタント(本職は泥棒?)・榎本と弁護士・純子のコンビが、4つの超絶密室トリックに挑む。表題作ほか「佇む男」「歪んだ箱」「密室劇場」を収録。防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「鍵のかかった部屋」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • シリーズ第3弾です。前作と同じ連作集でしたが、インパクトのある作品と、印象の薄い作品とに見事、別れてしまう内容だったのは少し残念でした。回(作品)を追うごとにトリックが良くも悪くも複雑化していき、だん シリーズ第3弾です。前作と同じ連作集でしたが、インパクトのある作品と、印象の薄い作品とに見事、別れてしまう内容だったのは少し残念でした。回(作品)を追うごとにトリックが良くも悪くも複雑化していき、だんだん読むだけでは理解が難しくなってきました。青砥弁護士のキャラも少し暴走気味?で、ときおりイラっとさせられてしまいます。今回の第3弾では正直、いらないキャラになっていなくもなかったと感じました。いずれにせよトリックを明確に理解するためにドラマDVDをレンタルして、改めて観直すことにします。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2013年08月25日
    194人がナイス!しています
  • 密室専門弁護士&防犯コンサルタントシリーズ3作め。表題作はガリレオ彷彿させる密室。前作最終章で笑いに走った貴志さん。この作品の最終章で、走りが板についてきたような。愛情込めてこのバカミス〔密室劇場〕が 密室専門弁護士&防犯コンサルタントシリーズ3作め。表題作はガリレオ彷彿させる密室。前作最終章で笑いに走った貴志さん。この作品の最終章で、走りが板についてきたような。愛情込めてこのバカミス〔密室劇場〕が最もインパクト有り。たぶんボクサー?シュガー・レイにマービン・ハーグラー、トマス・ハーンズ。美貌の青砥弁護士も天然たれ流しに拍車がかかり、異色な貴志さんシリーズはこの先も楽しみです。 …続きを読む
    文庫フリーク@灯れ松明の火
    2011年11月25日
    166人がナイス!しています
  • 密室トリック限定の短編集。一話目は時間×物質的トリック。『戯言』で読んだ事があったのでなんとなくこんな感じかな~と、途中で推理できました。二話目は『悪の教典』の蓮見先生ばりのおっかない理科の先生が登場す 密室トリック限定の短編集。一話目は時間×物質的トリック。『戯言』で読んだ事があったのでなんとなくこんな感じかな~と、途中で推理できました。二話目は『悪の教典』の蓮見先生ばりのおっかない理科の先生が登場するお話。一番好み。美樹ちゃん頑張れ!!と思う。これからはちょっと駄目な叔父さんを叱咤しながら、逞しく生きていってほしいと思います。三話目は冒頭で全部わかったはずなのに全然気が付かなかった。悔しい~!!四話目は何だろう。よくわからないうちに終わっちゃいました。こんなん書けるのね、って言うのが一番の感想かも。 …続きを読む
    ひめありす@灯れ松明の火
    2012年08月31日
    140人がナイス!しています

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著者紹介

貴志祐介

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格 ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、2008年『新世界より』で日本SF大賞を受賞。2010年刊行された『悪の教典』は第1回山田風太郎賞を受賞したほか第144回直木賞の候補ともなり、その年の話題を独占した。他の著書に『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『ダークゾーン』など。

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