- 著者 米澤 穂信
- 装丁 岩郷重力+WONDER WORK
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年06月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784048740753
ふたりの距離の概算
- 著者 米澤 穂信
- 装丁 岩郷重力+WONDER WORK
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年06月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784048740753
米澤穂信、青春ミステリーの傑作シリーズ〈古典部〉最新作!
春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら心変わりの真相を推理する!
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「ふたりの距離の概算」感想・レビュー
読者モニターレビュー
【古典部】シリーズの最高峰!ストーリーのプロットが実に面白い。省エネ少年ホータローが走る・・かぼちゃが嗤う・・走る・・うさぎが踊る・・走る・・複線の波に乗りながら・・タイムリミットはあと○○㌔ テンポ良くストーリーにのめりこめます。(にょうさん)
もっと風変わりなミステリーかと思いきや、高校の古典部の面々とマラソン大会…作品への距離は、ぐっと身近。思わず引き込まれ、ワールドカップを消して、一気に読みました。ほのぼのしたつくりで、先読みできず、終幕のパズルの組まれ方も独特で、なるほど、おもしろい!(サキさん)
タイトルの「ふたりの距離の概算」が物語のラストで深い意味を成し、物語が終わってからも読者に何かを問いかけているように感じました。殺人も起こらず、舞台は学校と、大人にはなかなか共感しにくい設定であるにもかかわらず、しっかりと大人にも楽しむことができる素敵なミステリーでした。(いちごさん)
著者紹介
米澤穂信(よねざわほのぶ)
1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリ・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。