- 著者 辺見 庸
- デザイン 高橋デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年04月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784043417117
いまここに在ることの恥
- 著者 辺見 庸
- デザイン 高橋デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年04月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784043417117
問う―恥なき国の恥なき時代に、「人間」でありつづけることは可能か。
脳出血、そして大腸癌と、ある日突然、二重の災厄に見舞われた著者が、恥辱にまみれた「憲法」「マスメディア」「言葉」「記憶」……を捨て身で書き抜く、思索の極限。いま、私たちは何を考えるべきなのか!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「いまここに在ることの恥」感想・レビュー
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脳出血と癌を患い障害を抱える元共同通信社外信部のエース記者、社会派作家のエッセイ。◉執筆当時60歳、病に伏した作家がいつか書こうと思っていたこと「視えない恥」について。◉舞台は1980年代カンボジアの難民キャ …続きを読む2018年04月08日36人がナイス!しています
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いつから日本の状況は今のようであるのか。10年くらい前から急激に変化したのではないかという気がしていたけれど、この本を読んで改めてそのはじまり(恐らく何かの流れにひとつの発端を定めることはむつかしく、さ …続きを読む2016年06月09日20人がナイス!しています
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人間の実存が問われている。いつまでもずるずると引きずり引きずられ、その流れの中で誰も「命を賭け」た「抵抗」はできず、自覚の有無を問わずファシズム的な空気に加担し恥を積み上げて、ほとんど解決不可能な点に …続きを読む2015年10月24日9人がナイス!しています