- 著者 鷲田 清一
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784044075026
死なないでいる理由
- 著者 鷲田 清一
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2008年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784044075026
<わたし>は「他者の他者」としてある。他者の思いの宛先としてここにいる
〈わたし〉が他者の思いの宛先でなくなったとき、ひとは〈わたし〉を喪い、存在しなくなる――。現代社会が抱え込む、生きること、老いることの意味、そして〈いのち〉のあり方を滋味深く綴る。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「死なないでいる理由」感想・レビュー
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定期的に精神安定剤として、鷲田清一は読んでいる気がする。前半は構造主義的な哲学的存在論のような。後半は、近年の生と死をめぐるエッセイ。AI問題や大人にならずに老いていく学生たち。通過儀礼としての成人式 …続きを読む2021年12月19日22人がナイス!しています
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子供の頃から、「人間、どうせ死ぬのになんで生まれてきたんやろう?」と考えることがよくあった。鷲田氏の他の本で、「死ぬと分かっていて、なぜ人間は生きてゆけるのか、そういう根源的な問いに答えを出していくの …続きを読む2012年07月15日17人がナイス!しています
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本当に多くの箇所に線を引きました。哲学を学んだこともないし、哲学書を真面目に読んだことがないのですが、書かれていることの多くが共感でき、また一考してみたくなる内容でした。その一方で、この本を読んでどこ …続きを読む2015年11月30日16人がナイス!しています