シャングリ・ラ 下

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784043647057
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シャングリ・ラ 下

  • 著者 池上 永一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784043647057

圧倒的エンタテインメント巨編、ついに文庫化!

21世紀半ば。熱帯化した東京には巨大積層都市・アトラスがそびえていた。さまざまなものを犠牲に進められるアトラスの建築に秘められた驚愕の謎とは--? まったく新しい東京の未来像を描き出した傑作長編!! 21世紀半ば。熱帯化した東京には巨大積層都市・アトラスがそびえていた。さまざまなものを犠牲に進められるアトラスの建築に秘められた驚愕の謎とは--? まったく新しい東京の未来像を描き出した傑作長編!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「シャングリ・ラ 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「あとがき」に、著者がヘリコプターで東京遊覧し、皇居の森をはじめとして、新宿御苑、神宮の森等を見て感激し、東京の、そして日本のシンボルはまさにこれだとする記述がある。だが、皇居の元の姿は江戸城であり、 「あとがき」に、著者がヘリコプターで東京遊覧し、皇居の森をはじめとして、新宿御苑、神宮の森等を見て感激し、東京の、そして日本のシンボルはまさにこれだとする記述がある。だが、皇居の元の姿は江戸城であり、東京は武士の都であって、神武以来の王城の地ではない。そして、物語の終結部で國子がアトラスに上がるシーンはまさにアマテラスの天孫降臨であるが、ここでもトポスは考慮されることはない。元々が歴史の、そして物語としてのリアリティを放棄したところで語られているので、そんなことは驚くにもあたらないのだが。解説で筒井康隆⇒ …続きを読む
    ヴェネツィア
    2019年08月12日
    365人がナイス!しています
  • 壮大な天地開闢の物語。これは人間の物語でなく、神話であった。倒れても倒れても起き上がる人物たちを見ると、そう思わざるをえない。これは神々を描いた物だ。旧世界は消滅し新たな世界が開かれる。この壮大さを受 壮大な天地開闢の物語。これは人間の物語でなく、神話であった。倒れても倒れても起き上がる人物たちを見ると、そう思わざるをえない。これは神々を描いた物だ。旧世界は消滅し新たな世界が開かれる。この壮大さを受け止めることが出来る人物はこれしかありえない。あきれるほどスケールのでかい叙事詩だった。アイデアの豊富さには舌を巻く。次から次へとあきれるほどだ。この展開を嫌う人は多いに違いないが、これを楽しめないのはもったいない。 …続きを読む
    absinthe
    2019年09月09日
    237人がナイス!しています
  • 割り切って読んでいくと、展開も早くスピード感もあり、上巻よりも読みやすく感じる。また苦手だと思っていた小夜子たちも人間味や愛情深い面が描かれ高感度が上がる下巻。バラバラだった物語が1つに繋がる部分は、 割り切って読んでいくと、展開も早くスピード感もあり、上巻よりも読みやすく感じる。また苦手だと思っていた小夜子たちも人間味や愛情深い面が描かれ高感度が上がる下巻。バラバラだった物語が1つに繋がる部分は、少しだけ強引かなとも思ったが、アトラスというより日本にひとまず決着がついてよかった。植物の順応性の高さにちょっと怖さを覚えつつもミーコが元に戻ってくれたことへの安心感と、突然のミイラ登場、ゼウスの意思への驚きと、神話への突入に追いつけなくなりそうな一冊。アニメ化していたとのことなので、ちょっと気になります。 …続きを読む
    Rin
    2020年04月25日
    63人がナイス!しています

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