幽霊の径

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784043870073

幽霊の径

  • 著者 赤川 次郎
  • イラスト 浅野 隆広
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
480
ISBN:
9784043870073

生と死の境界線を越えて綴られる、哀しく美しい現代の怪談。

十六歳の女子高校生・令子。ある夕暮れ時の小径で、白いドレスの女性とすれ違ったことをきっかけに、死者たちに導かれるようにして、自らの出生の秘密を知っていく――。 十六歳の女子高校生・令子。ある夕暮れ時の小径で、白いドレスの女性とすれ違ったことをきっかけに、死者たちに導かれるようにして、自らの出生の秘密を知っていく――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「幽霊の径」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昔の怖い話が、現在も怖い話を生み出して行く。 表紙の絵からして、いかにも恐怖小説だ。 結末までは、単なる殺人事件かと思って呼んで来たが、 結末まで来ると、怖くて読めなくなる。 恐怖小説好きの人にはゆるす 昔の怖い話が、現在も怖い話を生み出して行く。 表紙の絵からして、いかにも恐怖小説だ。 結末までは、単なる殺人事件かと思って呼んで来たが、 結末まで来ると、怖くて読めなくなる。 恐怖小説好きの人にはゆるすぎるが、 赤川次郎の恐怖小説のゆるさに慣れている人には、 ちょっと怖すぎかも。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2011年04月11日
    67人がナイス!しています
  • 母と祖母が亡くなって一年もしないうちに父も祖父も再婚して子供が産まれてる…ってとんでもない環境だよなぁ。令子がこういう子だから家庭崩壊してないけど。解説でも「多くの登場人物が、世間一般の倫理に反するよ 母と祖母が亡くなって一年もしないうちに父も祖父も再婚して子供が産まれてる…ってとんでもない環境だよなぁ。令子がこういう子だから家庭崩壊してないけど。解説でも「多くの登場人物が、世間一般の倫理に反するような罪を犯している。」とあるようにほとんどがもう…お手伝いさんくらい?令子が憑りつかれたようになったり幽霊がからむ場面はドキドキしてどうなるかと面白かった。 …続きを読む
    coco夏ko10角
    2020年03月28日
    23人がナイス!しています
  • 登場人物みんな不倫と殺人ばっかり。令子が死んだ人と話せるのは、そのだけ不思議な感じで、読んでて面白かった!赤川次郎さんの作品は結構読んでたけど、今まで読んだことのない感じの展開で面白かった! 登場人物みんな不倫と殺人ばっかり。令子が死んだ人と話せるのは、そのだけ不思議な感じで、読んでて面白かった!赤川次郎さんの作品は結構読んでたけど、今まで読んだことのない感じの展開で面白かった!
    沙耶
    2016年09月05日
    18人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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