乾山晩愁

2004年 第29回 歴史文学賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043930012

2004年 第29回 歴史文学賞

乾山晩愁

  • 著者 葉室 麟
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2008年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043930012

松本清張賞受賞作家の原点、歴史文学賞受賞作が待望の文庫化!

天才絵師の名をほしいままにした兄・尾形光琳が没して以来、尾形乾山は陶工としての限界に悩む。在りし日の兄を思い、晩年の「花籠図」に苦悩を昇華させるまでを描く歴史文学賞受賞の表題作など、珠玉5篇。


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「乾山晩愁」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表題作を含む5つの短編集。御用絵師、狩野家と関わる絵師たちの物語。スマホ片手にその絵師たちが描いた作品を観ながら読んだ。知らない絵師が登場したり、読みやすいが私の知識不足のせいか小説としての物語は理解 表題作を含む5つの短編集。御用絵師、狩野家と関わる絵師たちの物語。スマホ片手にその絵師たちが描いた作品を観ながら読んだ。知らない絵師が登場したり、読みやすいが私の知識不足のせいか小説としての物語は理解出来たが、この世界を理解出来たのかと言われると不安になる。でも著者の作品は登場人物に苦悩や葛藤があっても、その生き様が粋でかっこ良い。もう少しいろんな作品を観て、作品からこの人達の事を分かり始めた頃、もう一度再読してみようと思う。 …続きを読む
    レアル
    2015年11月17日
    62人がナイス!しています
  • 安土・桃山から江戸前期の絵師をモチーフにした5篇の短編(ある意味連作)。尾形光琳の弟、尾形乾山を描いた「乾山晩愁」。狩野永徳を描いた「永徳翔天」。狩野家に挑んだ長谷川等伯を描いた「等伯慕影」。井原西鶴 安土・桃山から江戸前期の絵師をモチーフにした5篇の短編(ある意味連作)。尾形光琳の弟、尾形乾山を描いた「乾山晩愁」。狩野永徳を描いた「永徳翔天」。狩野家に挑んだ長谷川等伯を描いた「等伯慕影」。井原西鶴を登場させ、狩野探幽と閨秀作家、清原雪信を描いた「雪信花匂」。英一蝶を主人公に赤穂浪士、松尾芭蕉、室井其角、柳沢吉保を巡る秘話をも描かれた「一蝶幻影」。各主人公の人生悲哀、苦悩、野心、喜悦等が丁寧な筆致で描かれる。第1篇と第5篇での赤穂浪士の挿話に、著者の秀逸な想像力に感服した。他作品も順を追って! …続きを読む
    Gotoran
    2013年08月18日
    42人がナイス!しています
  • 表題の『乾山晩愁』を始め、絵師に関わる5つの短編集。どの話も狩野派が支流を流れ、細かな内情、そうだったかもしれない物語に心が弾む。とても興味深かった。俵屋宗達の『風神雷神図』を建仁寺で見てから私の情熱 表題の『乾山晩愁』を始め、絵師に関わる5つの短編集。どの話も狩野派が支流を流れ、細かな内情、そうだったかもしれない物語に心が弾む。とても興味深かった。俵屋宗達の『風神雷神図』を建仁寺で見てから私の情熱は一挙に西洋絵画から日本の絵師に向けられた。あの衝撃は忘れない。絵師に物語を着せたらもっともっと厚みを増して、もっともっと好きになる。京都や美術館に脚を運んだ分、活字が色彩を放つ。物語を携えてまた新しい発見をする。その一端を担う物語をまた一つ見つけた。私にとって宝物。『絵師とはな、命がけで気ままをするものだ』 …続きを読む
    紅香
    2017年01月15日
    37人がナイス!しています

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