- 著者 重松 清
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784043646029
疾走 上
- 著者 重松 清
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784043646029
苛酷な運命を背に現代を疾駆した14歳の少年。話題の衝撃作、ついに文庫化
孤独、祈り、暴力、セックス、殺人。誰か一緒に生きてください――。人とつながりたいと、ただそれだけを胸に煉獄の道のりを懸命に走りつづけた十五歳の少年のあまりにも苛烈な運命と軌跡。衝撃的な黙示録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「疾走 上」感想・レビュー
-
壮絶な装丁画からずっと気になっていた今作、読み始めたら案の定止まらない。いじめ、暴力、性、壊れていく家族、壊れていく街並み。そんな中で中学生のシュウジには「走る」ことだけが残された。どうかそれが救いに …続きを読む2021年10月31日561人がナイス!しています
-
⭐️⭐️⭐️重松さんはまだ6冊目で初級者クラスです。いつもながら死が隣り合わせのお話で、主人公が少年のためか、今まで読んだ中でもかなりグラビティがキツイ真正重松流のお話です。前半は話がずっと下降線で逃げ出し …続きを読む2015年09月08日280人がナイス!しています
-
誇りのある「ひとり」が孤高(P255)。孤高であれば生きていけるのだろうか?いかなる形であっても「ひとり」では生きていけないのだろうか?下巻で答えが出るのか問が出るのか。2016年01月09日226人がナイス!しています