謎物語 あるいは物語の謎

謎物語 あるいは物語の謎

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784043432066
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謎物語 あるいは物語の謎

  • 著者 北村 薫
  • イラスト 謡口 早苗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784043432066

――愛すべき謎の物語――

物語や謎を感じる力は神が人間だけに与えてくれた宝物――著者がミステリ、落語、手品、読書など、身の回りにある愛すべき物たちについて語るエッセイ集。 物語や謎を感じる力は神が人間だけに与えてくれた宝物――著者がミステリ、落語、手品、読書など、身の回りにある愛すべき物たちについて語るエッセイ集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「謎物語 あるいは物語の謎」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ミステリに関するエッセイ集。次から次に話のネタがとびだす北村さんの博識ぶりにはため息が漏れます。は〜、羨ましいかぎり…。印象に残ったのは、叙述トリックの傑作として紹介されている、服部公一氏の「やっこら ミステリに関するエッセイ集。次から次に話のネタがとびだす北村さんの博識ぶりにはため息が漏れます。は〜、羨ましいかぎり…。印象に残ったのは、叙述トリックの傑作として紹介されている、服部公一氏の「やっこらしょ、どっこいしょ」。「トリックが物語になる」とは、こういうことを指すのだという好例です。それと、子供の詩「五足のうわぐつ」が改竄されて「古い運動靴」となった話。大人の良識が言葉を殺し、子供の感性を潰す見本ですが、これを美しい日本語とでも言うつもりなのでしょうか?大人が、余計なことをしてはいけません。 …続きを読む
    ばりぼー
    2013年11月14日
    45人がナイス!しています
  • 様々にミステリーが紹介されているこの本には、ミステリーの面白さを再認識させられ、加えて、まだ知らない手法に関する面白さを見出すことが出来た。見巧者の目線に触れることは自分の視野を広めることに直結するこ 様々にミステリーが紹介されているこの本には、ミステリーの面白さを再認識させられ、加えて、まだ知らない手法に関する面白さを見出すことが出来た。見巧者の目線に触れることは自分の視野を広めることに直結することを実感する。読みたいと思える本がこれほど増えるのは、北村さんの紹介が魅力的だからだろう。あくまでも、作品に触れてもらいたいという思いが込められている部分に、北村さんのミステリー好きである気質が見えた気がした。最後の方は未読注意があったために読めなかった部分もあったので、またいつか再読しよう。 …続きを読む
    雨衣
    2014年02月25日
    12人がナイス!しています
  • ミステリ好きなら必読の一冊。よくある評論ではなく、読む楽しみを確認させてくれる内容。こういうの好きです。 ミステリ好きなら必読の一冊。よくある評論ではなく、読む楽しみを確認させてくれる内容。こういうの好きです。
    minami18th
    2012年05月28日
    8人がナイス!しています

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