- 著者 坂東 眞砂子
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年06月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784041932070
旅涯ての地(下)
- 著者 坂東 眞砂子
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年06月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784041932070
直木賞作家が描く、イタリアを舞台にした荘
夏桂が手にしたイコンは、キリスト教の異端・カタリ派のものであり、それはキリストの「聖杯」でもあった。夏桂は、謎の女伝道士に導かれ、信者達の住む「山の彼方」へ。しかし、「聖杯」がもたらした真実とは・・・
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「旅涯ての地(下)」感想・レビュー
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下巻は物語の舞台を彼らが「山の彼方」と称する地に移す。彼らとはカトリックの側からは異端カタリ派と呼ばれていた人たちであり、トレヴィーゾの遥か北の山深いところに最後の拠点とも思われる集落を形成していた。 …続きを読む2019年06月12日343人がナイス!しています
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坂東さんの珍しい海外のもので上下巻を比較的早く読みました。主人公は日本人と漢人の血が入った元の時代の奴隷です。マルコ・ポーロの一族が元からヴェネツィアに帰る時に一緒に連れて行かれます。上巻ではそのヴェ …続きを読む2023年05月19日94人がナイス!しています
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今まで読んだカタリ派関連の小説は全て、カタリ派の人々の結束は固く、ひたすら外敵との戦いだったのですが、この作品は信仰が揺らぎ皆がバラバラになっていくという悲しいストーリーなのである意味読むのが一番辛か …続きを読む2011年08月20日52人がナイス!しています