- 校注 玉上 琢弥
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1971年06月11日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784044024079
源氏物語(7)
- 校注 玉上 琢弥
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1971年06月11日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784044024079
女三の宮は男子を出産、光源氏の冷淡な態度に絶望して出家を望み、父朱雀院により受戒。柏木の病はいよいよ篤くなりついに逝去。夕霧はその妻、落葉宮の世話をするうちに宮に懸想するようになり、雲居の雁の怒りをかう。紫の上は出家を望むが許されないままに逝去、光源氏の悲しみには限りがない。大切にしていた紫の上からの手紙も焼きすっかり心弱くなっている。柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻の各巻を収める。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
凡例
系図
柏木
横笛
鈴虫
夕霧
御法
幻
雲隠
校異
補注
年立
索引
系図
柏木
横笛
鈴虫
夕霧
御法
幻
雲隠
校異
補注
年立
索引
「源氏物語(7)」感想・レビュー
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女三の宮と柏木の密通事件は、なんでこんな時代の日本文学でこんな作品が存在し得たのか?というオーパーツ並の展開だと、再読するほどに思う。柏木亡き後、堅物として描かれてきた夕霧が未亡人である女二宮に懸想す …続きを読む2020年10月05日14人がナイス!しています
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「夕霧」を再読。光源氏の長男である夕霧の通称の由来となる帖で彼のメイン回ではあるのだが主たる内容は親友柏木の未亡人である女二宮への猛烈なアプローチの顛末。父・光源氏と第三部の薫&匂宮の影に隠れてしまっ …続きを読む2023年10月09日12人がナイス!しています
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小学館の全集とゆきつ戻りつ読了。こちらは通勤電車の中で読むのにうってつけ。玉上先生の校訂は分かりやすくて親切だと思う。花散里と夕霧のやり取りがニヤリとしてしまう。次巻からいよいよ孫世代編へ突入です。2014年08月30日8人がナイス!しています