源氏物語(4)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1968年12月19日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784044024048
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源氏物語(4)

  • 訳注 玉上 琢弥
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1968年12月19日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784044024048
明石の姫君は明石の君から引き離され紫の上の養女となる。藤壺中宮崩御後、光源氏が実父であることを知った冷泉帝は、光源氏への譲位を申し出るが固辞される。光源氏の養女六条御息所の遺児が中宮に立つ。光源氏は広大な六条の院を造り、女君たちを住まわせようとする。逢瀬中に急死した夕顔の遺児玉葛が上京、引き取る。玉葛には求婚者たちからの手紙が引きもきらない。薄雲・朝顔・乙女・玉葛・初音・胡蝶の各巻を収める。 明石の姫君は明石の君から引き離され紫の上の養女となる。藤壺中宮崩御後、光源氏が実父であることを知った冷泉帝は、光源氏への譲位を申し出るが固辞される。光源氏の養女六条御息所の遺児が中宮に立つ。光源氏は広大な六条の院を造り、女君たちを住まわせようとする。逢瀬中に急死した夕顔の遺児玉葛が上京、引き取る。玉葛には求婚者たちからの手紙が引きもきらない。薄雲・朝顔・乙女・玉葛・初音・胡蝶の各巻を収める。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

凡例
系図

薄雲・朝顔
乙女
玉葛・初音・胡蝶

校異
補注
地図
年立
索引

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「源氏物語(4)」感想・レビュー
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  • 本巻から玉鬘十帖に突入。かの夕顔の遺児である玉鬘は容姿は母並、聡明さは母以上というスペックの高さで、貴公子達の入れ食い状態を楽しむ光源氏の悪趣味さが際立つ。そして何より痛快なのは光源氏の魅力に屈し切ら 本巻から玉鬘十帖に突入。かの夕顔の遺児である玉鬘は容姿は母並、聡明さは母以上というスペックの高さで、貴公子達の入れ食い状態を楽しむ光源氏の悪趣味さが際立つ。そして何より痛快なのは光源氏の魅力に屈し切らない芯の強さ。そもそも色恋に興味のない朝顔とは異次元の本物の源氏キラー。しかし、柏木が本当に不憫だ。作中の貴公子の中で最も不憫なキャラではなかろうか。 …続きを読む
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    2020年05月15日
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