B面の夏

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年12月18日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784043408016
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B面の夏

  • 著者 黛 まどか
  • 解説 伊集院 静
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年12月18日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784043408016

伝えたくて、言えなくて、俳句に託した恋

「花冷の疵つき易きハイヒール」
「星涼しここにあなたのゐる不思議」
「遠雷や夢の中まで恋をして」
「遠花火別れの言葉だと思ふ」。
恋に落ちる瞬間、片想いのきらめき、恋愛の幸福感、別れの予感、許されぬ関係に身を焦がす苦悩――。相手に伝えられぬ想いの全てを十七文字に託し、鮮烈なデビューを飾った著者の代表作。等身大の自分を表現した素直で瑞々しい言葉の数々は、今もなお我々を共感の渦に巻き込んでゆく。解説:伊集院静。
「花冷の疵つき易きハイヒール」
「星涼しここにあなたのゐる不思議」
「遠雷や夢の中まで恋をして」
「遠花火別れの言葉だと思ふ」。
恋に落ちる瞬間、片想いのきらめき、恋愛の幸福感、別れの予感、許されぬ関係に身を焦がす苦悩――。相手に伝えられぬ想いの全てを十七文字に託し、鮮烈なデビューを飾った著者の代表作。等身大の自分を表現した素直で瑞々しい言葉の数々は、今もなお我々を共感の渦に巻き込んでゆく。解説:伊集院静。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

B面の夏

(解説)蒼い果実の揺れ 伊集院静

「B面の夏」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今度は文庫本版で。「夕焼の中に脱ぐもの透きとほる」・・・羅(うすもの)。 今度は文庫本版で。「夕焼の中に脱ぐもの透きとほる」・・・羅(うすもの)。
    双海(ふたみ)
    2014年12月24日
    13人がナイス!しています
  • 黛まどか著書初読。96年刊行。俵万智の短歌に続き本書の俳句も堪能。両方とも公共の交通機関での通勤時に電車とバスの中で読了。サクッと読めるのが乙。どちらも贅肉を削ぎ落とした純度の高い一文と良く言われるが、 黛まどか著書初読。96年刊行。俵万智の短歌に続き本書の俳句も堪能。両方とも公共の交通機関での通勤時に電車とバスの中で読了。サクッと読めるのが乙。どちらも贅肉を削ぎ落とした純度の高い一文と良く言われるが、正直本当にそうかなとも思う。推敲に推敲を重ねて削ぎ落としたなら分るが、一瞬の閃きで浮かんだのも多数あるだろうに。まあでも味わいがある。他方「サラダ記念日」にしても「B面の夏」にしても何度も読みたいかと言うと疑問。旅行先でふと目にする一句の方が個人的には趣があり感銘を受けそう。自分で俳句を作れると更に良い。 …続きを読む
    Nobu A
    2025年05月15日
    8人がナイス!しています
  • 教育出版国語 6年生 【令和2年度教科書著者紹介本】 教育出版国語 6年生 【令和2年度教科書著者紹介本】
    絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
    2021年05月24日
    7人がナイス!しています

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