囲碁殺人事件

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年03月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041883037

囲碁殺人事件

  • 著者 竹本 健治
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1994年03月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041883037


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「囲碁殺人事件」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 囲碁の対局場面といい、珍瓏という盤面全体に及ぶ詰碁に鬼の意匠を凝らしたり、また盤面に暗号を隠す、更には2ページのみだが「囲碁原論・試論」と題した囲碁に関する考察論文を挟むなど、テーマに対して貪欲なまで 囲碁の対局場面といい、珍瓏という盤面全体に及ぶ詰碁に鬼の意匠を凝らしたり、また盤面に暗号を隠す、更には2ページのみだが「囲碁原論・試論」と題した囲碁に関する考察論文を挟むなど、テーマに対して貪欲なまでにミステリを加味し、またそれを可能にする深い造詣があることが当時26歳にして窺われる。たった1つの碁石で部分的には否とされていた物が全体的に有と反転する碁の深さは理解できた。それは即ちたった1つの手掛かりから全てが反転する美しいミステリを見ているかのようだ。それこそが竹本氏が本書でやりたかったことなのだろう。 …続きを読む
    Tetchy
    2018年06月05日
    105人がナイス!しています
  • 普段、あまり推理小説は読まないのですが、囲碁が題材なので読んでみました。プロの対局シーンはいいですねぇ。本物もこんな感じなんだろうな。雰囲気が伝わってきます。殺人事件の真相も納得いくものでした。作者の 普段、あまり推理小説は読まないのですが、囲碁が題材なので読んでみました。プロの対局シーンはいいですねぇ。本物もこんな感じなんだろうな。雰囲気が伝わってきます。殺人事件の真相も納得いくものでした。作者の竹本氏は1993年当時、五段とのこと。私は一応、初段ですが、五段なんて言ったらアマチュアではめちゃくちゃ強い人。うらやましいなぁ。この小説当時はコミは五目半だったのですね。今は6目半だし曲がり四目の死も当たり前のように教わったから、囲碁の世界も少しずつ変わってるんだなぁと思いました。 …続きを読む
    BUBI
    2019年08月18日
    21人がナイス!しています
  • 細かい点はともかくも,経過や展開解決編のデジタルさ(論理的厳密性)よりもむしろ根本のキーとなっている脳・神経に関する問題が全体を支配しているという点で確かにシリーズとして通底するものがあるし,ここにこ 細かい点はともかくも,経過や展開解決編のデジタルさ(論理的厳密性)よりもむしろ根本のキーとなっている脳・神経に関する問題が全体を支配しているという点で確かにシリーズとして通底するものがあるし,ここにこれらの作品の価値がありそう。碁の蘊蓄にしても,ストーリーに一見無関係に思えていて,実はルール改善のお話が「部分から着手して正しくし,正しいもの同士をそれらしく積み上げていっても,全体としては正しくならない」というテーマとして共鳴しているのだから良くできている。 …続きを読む
    空猫
    2017年10月25日
    19人がナイス!しています

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