黒い空

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1990年02月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041227510
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黒い空

  • 著者 松本 清張
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1990年02月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041227510
辣腕事業家の山内定子が始めた結婚式場は大繁盛だった。しかし経営をまかされていた小心者の婿養子・善朗はある日、口論から激情して妻定子を殺してしまう。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた長編推理。 辣腕事業家の山内定子が始めた結婚式場は大繁盛だった。しかし経営をまかされていた小心者の婿養子・善朗はある日、口論から激情して妻定子を殺してしまう。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた長編推理。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「黒い空」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 伏線を張り巡らせつつ二人の女性の怖さを描く、その冷徹な筆が一番恐ろしかった。さまざまな要素がどういうふうに事件に絡んでくるのか、トリックに関するあたりは目が離せなかった。 伏線を張り巡らせつつ二人の女性の怖さを描く、その冷徹な筆が一番恐ろしかった。さまざまな要素がどういうふうに事件に絡んでくるのか、トリックに関するあたりは目が離せなかった。
    佐島楓
    2015年09月30日
    44人がナイス!しています
  • 辣腕事業家である女が造った郊外の結婚式場は、その高級感が受けて大変な繁盛ぶりであった。経営を任されている小心な婿養子はある日、口論の末に激情して妻を殺害、式場の名所である岩壁に埋め込んでしまうー。見て 辣腕事業家である女が造った郊外の結婚式場は、その高級感が受けて大変な繁盛ぶりであった。経営を任されている小心な婿養子はある日、口論の末に激情して妻を殺害、式場の名所である岩壁に埋め込んでしまうー。見ていてイライラするほど鈍臭い婿養子と、一方で共謀者と殺害を隠蔽するシーンは緊迫感があってメリハリあってよかった。キーパーソンの使い方が見事。やっぱり松本作品は好み。 …続きを読む
    Nozomi Masuko
    2016年07月10日
    22人がナイス!しています
  • 松本清張が、中世(戦国期)の河越合戦や関東管領上杉氏の話を下敷きに、現代の結婚式場を舞台にしたサスペンスを書いていたとは。他の清張作品に比して、殺された女社長を山内家の末裔だとし、犯人らもまたその因果 松本清張が、中世(戦国期)の河越合戦や関東管領上杉氏の話を下敷きに、現代の結婚式場を舞台にしたサスペンスを書いていたとは。他の清張作品に比して、殺された女社長を山内家の末裔だとし、犯人らもまたその因果に絡むとするなど、かなり異色な作品ではないかと(少なくとも、純粋な社会派といふ感じとはテイストが違ふ)。 …続きを読む
    浅香山三郎
    2023年09月27日
    11人がナイス!しています

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