或阿呆の一生・侏儒の言葉

或阿呆の一生・侏儒の言葉

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1969年10月03日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041033104
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或阿呆の一生・侏儒の言葉

  • 著者 芥川 龍之介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1969年10月03日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041033104
己の敗北を認めた告白「或阿呆の一生」、人生観・芸術観を語る「侏儒の言葉」の表題作他、「歯車」「或旧友へ送る手記」「西方の人」など、35年の生涯に自ら終止符を打った芥川の、計18編を収録する遺稿集。 己の敗北を認めた告白「或阿呆の一生」、人生観・芸術観を語る「侏儒の言葉」の表題作他、「歯車」「或旧友へ送る手記」「西方の人」など、35年の生涯に自ら終止符を打った芥川の、計18編を収録する遺稿集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「或阿呆の一生・侏儒の言葉」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 片山廣子著作『燈火節』繋がりで「或阿呆の一生」を求めて。35歳の若さで”将来への茫漠たる不安”という遺書を残し、自身の生と文学の全てを賭して決断・選択して自死に至ったという芥川龍之介。本書はその最晩年の作 片山廣子著作『燈火節』繋がりで「或阿呆の一生」を求めて。35歳の若さで”将来への茫漠たる不安”という遺書を残し、自身の生と文学の全てを賭して決断・選択して自死に至ったという芥川龍之介。本書はその最晩年の作品集(表題「或阿呆の一生」「侏儒の言葉」他16編、内8編の遺稿を含む)。文学的回顧の「或阿呆の一生」、アフォリズム溢れる「侏儒の言葉」、イエス・キリストの人間としての苦悩と芥川のそれとを重ね合わせた「西方の人」「続西方の人」が印象深く、理想を追い求め、到達できなかった芥川の苦悩の深さが推し量られた。 …続きを読む
    Gotoran
    2014年02月13日
    32人がナイス!しています
  • 昔読んだ本が出てきたので、捨てる前に登録。1974.12.3 昔読んだ本が出てきたので、捨てる前に登録。1974.12.3
    パフちゃん@かのん変更
    1970年01月01日
    25人がナイス!しています
  • 表題作は読んだことがあるのですが本書所収の「暗中問答」を読みたくて購入しました。「僕は死ぬことを怖れている。が、死ぬことは困難ではない。僕は二、三度頸をくくったものだ。しかし二十秒ばかり苦しんだのちは 表題作は読んだことがあるのですが本書所収の「暗中問答」を読みたくて購入しました。「僕は死ぬことを怖れている。が、死ぬことは困難ではない。僕は二、三度頸をくくったものだ。しかし二十秒ばかり苦しんだのちはある快感さえ感じてくる。僕は死よりも不快なことに会えば、いつでも死ぬのにためらわないつもりだ。《暗中問答》」 …続きを読む
    双海(ふたみ)
    2014年03月21日
    12人がナイス!しています

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