藪の中・将軍

藪の中・将軍

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1969年05月30日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041033067
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藪の中・将軍

  • 著者 芥川 龍之介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1969年05月30日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041033067
山中の殺人に、4人が状況を語り、3人の当事者が証言するが、それぞれの話は少しずつ食い違う。真理の絶対性を問う「藪の中」、神格化の虚飾を剥ぐ「将軍」。大正9年から10年にかけての計17作品を収録。 山中の殺人に、4人が状況を語り、3人の当事者が証言するが、それぞれの話は少しずつ食い違う。真理の絶対性を問う「藪の中」、神格化の虚飾を剥ぐ「将軍」。大正9年から10年にかけての計17作品を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「藪の中・将軍」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ☆☆☆★ 女が狂っていく「奇怪な再会」が一番印象に残った。漢文の素養が必要と思われる「秋山図」「奇遇」は読むのに骨は折れるものの、そのたたずまいが芥川らしくて良い。伏字が多い「将軍」は意外な乃木希典像だっ ☆☆☆★ 女が狂っていく「奇怪な再会」が一番印象に残った。漢文の素養が必要と思われる「秋山図」「奇遇」は読むのに骨は折れるものの、そのたたずまいが芥川らしくて良い。伏字が多い「将軍」は意外な乃木希典像だった。子を亡くした「母」の心情は良くわかる。 …続きを読む
    メタボン
    2017年11月07日
    27人がナイス!しています
  • 河童忌ということで、河童を探して見たけれど、うちには見当たらなかったので、こちらを再読。大正のほの暗い時代を映したような、物語の数々。才能の豊かさを改めて感じた。藪の中、と、アグニの神、が好きかな。 河童忌ということで、河童を探して見たけれど、うちには見当たらなかったので、こちらを再読。大正のほの暗い時代を映したような、物語の数々。才能の豊かさを改めて感じた。藪の中、と、アグニの神、が好きかな。
    TANGO
    2013年07月25日
    21人がナイス!しています
  • 『藪の中』『好色』『俊寛』など古典を題材にした作品が好みですね(笑)『将軍』の中の兵士たちの会話の伏字が・・・。検閲のせいで読めなくなってしまったのが残念。今になっても伏字のままってことは原稿が完全に 『藪の中』『好色』『俊寛』など古典を題材にした作品が好みですね(笑)『将軍』の中の兵士たちの会話の伏字が・・・。検閲のせいで読めなくなってしまったのが残念。今になっても伏字のままってことは原稿が完全に無くなってしまってるってことなんでしょうか?残念ですね。 …続きを読む
    ホームズ
    2011年11月10日
    17人がナイス!しています

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