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掲載開始日 2020年03月25日

令和で完結!不滅の警察小説「孤狼の血」シリーズ最新作、柚月裕子『暴虎の牙』3月27日発売!

シリーズ累計43万部突破!



2018年本屋大賞2位を獲得した『盤上の向日葵』(中央公論新社)、30万部を突破した『慈雨』(集英社文庫)と立て続けにヒットを飛ばしている柚月裕子氏の代表作『孤独の血』。株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、シリーズ完結編となる『暴虎の牙(ぼうこのきば)』を3月27日(金)に発売いたします。
昭和から平成へと移る広島を舞台に、警察と暴力団との凄絶な闘いを描く熱き男たちのドラマにご注目ください。


<シリーズTOPICS>
★2018年に公開しエンタメ界を席巻した実写映画「孤狼の血」待望の続編、2020年撮影決定!
(監督 白石和彌)
★シリーズ累計43万部突破!
★第2弾 『凶犬の眼』 2020年3月24日文庫版発売!
★特設サイト、リニューアルオープン!人物紹介やシリーズ情報など情報満載でお届けします。
https://kadobun.jp/special/korou/


最新作『暴虎の牙』について




【あらすじ】
極道がなんぼのもんじゃ――

大上と日岡の敵は、最凶の愚連隊・沖虎彦

博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。愚連隊「呉寅会(くれとらかい)」を率いる沖虎彦は、ヤクザも恐れぬ圧倒的な暴力とそのカリスマ性で勢力を拡大していた。広島北署二課暴力団係の刑事・大上章吾は、沖と呉原最大の暴力団・五十子会との抗争の匂いを嗅ぎ取り、沖を食い止めようと奔走する。
時は移り平成16年、懲役刑を受けて出所した沖はふたたび広島で動き出した。だがすでに暴対法が施行されて久しく、シノギもままならなくなっていた。焦燥感に駆られるように沖が暴走を始めた矢先、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖に接近する……。

【発売】2020年3月27日(金)
※電子書籍:ストアによって配信日が異なる場合があります。
【定価】本体1,800円+税
【頁数】504頁
【装画】曄田依子
【装丁】坂詰佳苗
【体裁】四六判上製
【ISBN】9784041088975
【発行】株式会社KADOKAWA
【初出】学芸通信社の配信により、岩手日報、日刊留萌新聞、いわき民報、夕刊フジなどに2018年2月から2019年10月の期間、順次掲載したものです。
★情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000081/

「小説 野性時代」2020年5月号に柚月氏インタビュー掲載
「孤狼の血」シリーズ三部作完結!『暴虎の牙』(単行本)&『凶犬の眼』(文庫)刊行記念
柚月裕子インタビュー 
【発売予定】2020年4月11日(土)
【定価】本体800円+税
【体裁】A5判 ムック
【頁数】580頁
【ISBN】9784041094891
【発行】株式会社KADOKAWA
★情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000123/


シリーズ既刊情報 レーベル:角川文庫

第2弾 『凶犬の眼』 2020年3月24日文庫版発売!



【あらすじ】 捜査のためなら、俺は外道にでもなる。
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。

【発売】2020年3月24日(火)
※電子書籍:ストアによって配信日が異なる場合があります。
【定価】本体780円+税
【体裁】文庫判
【頁数】384頁
【ISBN】9784041088968
【発行】株式会社KADOKAWA
★情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000080/

第1弾 『孤狼の血』
■第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)
■第42回日本アカデミー賞4冠 (主演男優賞 助演男優賞ほか)
※2018年、出演・役所広司、松坂桃李、監督・白石和彌で映画化



【あらすじ】
常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。

【発売】2017年8月25日(金)
【定価】本体760円+税
【体裁】文庫判
【頁数】464頁
【ISBN】9784041049549
【発行】株式会社KADOKAWA
★情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321607000223/


著者紹介 柚月裕子(ゆづき ゆうこ)




1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。18年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」2位。『最後の証人』に始まり、『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』と続く「佐方貞人」シリーズはドラマ化され、累計50万部を超えるヒットに。本作は、広島を舞台にヤクザと刑事の熱き戦いを描いた圧巻の警察小説『孤狼の血』『凶犬の眼』に続く3部作の完結編。著書に『蟻の菜園 ─アントガーデン─』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『慈雨』『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』などがある。