安達としまむら13

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年11月08日
判型:
文庫判
ページ数:
216
ISBN:
9784049167580
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安達としまむら13

  • 著者 入間 人間
  • イラスト raemz
  • キャラクターデザイン のん
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年11月08日
判型:
文庫判
ページ数:
216
ISBN:
9784049167580

高校生活、最初で最後の文化祭がはじまる。

 勉強会をして。海に行って。古い友人の待つ田舎へ帰省して。夏休みも終わりに差し掛かったある日のこと、パンチョから文化祭準備に誘われた。
「安達もどう?」
「うちの学校文化祭なんてあった?」
「実はね。安達も青春感じに来ない?」

 喧噪に包まれながら少し思う。私はあまり人間が好きじゃないのかもしれない。しまむらだけが特別枠で、そこから宇宙が無限に広がっていく。私たち二人だけの国が欲しい。だから――
「これとは別に、やろう。二人だけの文化祭」
 勉強会をして。海に行って。古い友人の待つ田舎へ帰省して。夏休みも終わりに差し掛かったある日のこと、パンチョから文化祭準備に誘われた。
「安達もどう?」
「うちの学校文化祭なんてあった?」
「実はね。安達も青春感じに来ない?」

 喧噪に包まれながら少し思う。私はあまり人間が好きじゃないのかもしれない。しまむらだけが特別枠で、そこから宇宙が無限に広がっていく。私たち二人だけの国が欲しい。だから――
「これとは別に、やろう。二人だけの文化祭」

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

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「安達としまむら13」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今回は、夏休みの帰省から始まり、そういやなかった文化祭と、誰も触れない二人だけの国のお話。ところで個人的にあのラッキースケベのシーンで、俗な表現を安達に飾り付けたくないのでと言葉を選ぶしまむらがもう・ 今回は、夏休みの帰省から始まり、そういやなかった文化祭と、誰も触れない二人だけの国のお話。ところで個人的にあのラッキースケベのシーンで、俗な表現を安達に飾り付けたくないのでと言葉を選ぶしまむらがもう・・・愛じゃん。と不意打ちされたというか、しまむらの想いの形が感じ取れて実に善哉。ってかこれ今回しまむら視点なので目立ちませんけど、安達視点だとしまむらも大概奇抜では? ・・・え? あの思春期系長文やノートには勝てない? ・・・それはそう。みたいな感じで、とてもとても素敵で綺麗なバランスでした。次回も楽しみです …続きを読む
    藤崎
    2025年11月08日
    5人がナイス!しています
  • 高校生活、最初で最後の文化祭──。13巻のストーリーは学園もの定番の文化祭が中心で、視点はしまむらで固定。なぜか『安達としまむら』ではこれまで文化祭がなかった。2人で学校の文化祭を満喫する……のではなく、安 高校生活、最初で最後の文化祭──。13巻のストーリーは学園もの定番の文化祭が中心で、視点はしまむらで固定。なぜか『安達としまむら』ではこれまで文化祭がなかった。2人で学校の文化祭を満喫する……のではなく、安達としまむら2人の文化祭をつくって楽しむ。うーんさすが安達。2人の日常を切り取った短編もいいけど、長編もまたいい。13巻もいつもの『安達としまむら』で面白かった。 …続きを読む
    7010R
    2025年11月09日
    2人がナイス!しています

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