星影のステラ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年01月23日
判型:
文庫判
ページ数:
192
ISBN:
9784041140871
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星影のステラ

  • 著者 林 真理子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年01月23日
判型:
文庫判
ページ数:
192
ISBN:
9784041140871

自分の見える世界がすべてだと思っていた――あの頃の私がそこにいる。

「私のことステラって呼んでね」初めて会った日、彼女はそう言った。つくり話のような自慢をする都会的なステラに、田舎から東京に出てきたフミコは憧れと嫉妬を抱きつつ、彼女と一緒に暮らし始めるが……。 「私のことステラって呼んでね」初めて会った日、彼女はそう言った。つくり話のような自慢をする都会的なステラに、田舎から東京に出てきたフミコは憧れと嫉妬を抱きつつ、彼女と一緒に暮らし始めるが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

星影のステラ
だいだい色の海
解説:田辺聖子

「星影のステラ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大好きな林真理子さんの38年前に初版で発行された作品で今回改版されて発売された。バブルの頃の話。林真理子さんの若い女性が主人公の話が好きで、今回も面白くて一気に読んでしまった。魅力的なステラに恋のような 大好きな林真理子さんの38年前に初版で発行された作品で今回改版されて発売された。バブルの頃の話。林真理子さんの若い女性が主人公の話が好きで、今回も面白くて一気に読んでしまった。魅力的なステラに恋のような感情を持つ主人公・富美子が段々と嫉妬などの感情に変わっていく様子はそうなってしまうだろうなと思いながら読んだ。 …続きを読む
    Kana
    2024年02月04日
    22人がナイス!しています
  • 人気エッセイストだった林真理子が初めて書いた小説が表題作。いきなり直木賞候補になり驚いた記憶がある。たぶん当時読んだはずだが覚えていない。で、あらためて読んだら、すごく面白い。経済バブルが弾ける前の社 人気エッセイストだった林真理子が初めて書いた小説が表題作。いきなり直木賞候補になり驚いた記憶がある。たぶん当時読んだはずだが覚えていない。で、あらためて読んだら、すごく面白い。経済バブルが弾ける前の社会の空気をよく伝えている。たしかに、あの頃の東京には〈ステラ〉のような胡散臭い男女が跳梁していた気がする。女性の一人称の劣等感には作者の素顔が覗いていますね、きっと。その後、4度目の候補作で直木賞を受賞したけれど、本作のほうが印象に残る。併収の「だいだい色の海」は、富裕層のどら息子のひと夏を冷徹に描いた佳作。 …続きを読む
    meditation
    2025年10月04日
    9人がナイス!しています
  • 少し特別になりたい高校生みたい。人物に共感はできるけど傲慢。少し退屈。 少し特別になりたい高校生みたい。人物に共感はできるけど傲慢。少し退屈。
    椛島ゆうだい
    2025年01月09日
    4人がナイス!しています

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