後宮の花詠み仙女 白百合は秘めたる恋慕を告げる

第20回角川ビーンズ小説大賞<優秀賞&読者賞>W受賞作

後宮の花詠み仙女 白百合は秘めたる恋慕を告げる

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年11月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041131244
label

第20回角川ビーンズ小説大賞<優秀賞&読者賞>W受賞作

後宮の花詠み仙女 白百合は秘めたる恋慕を告げる

  • 著者 松藤 かるり
  • イラスト 秋鹿 ユギリ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年11月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041131244

花の記憶を詠んで事件を解き明かす! 中華後宮ファンタジー!

花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。
彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。
紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。
そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ……「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」
これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。
花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。
彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。
紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。
そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ……「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」
これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

一章 華仙女は花を詠み、花で祓う
二章 いつわりの妃
間章 月夜の計画、紅髪に触れて
三章 宝剣の重み
四章 呪詛、虚ろ花
間章 月夜の誓い、紅髪は艶めく
五章 黄金の剣と華仙女
終章 次代の華

華仙紅姸(かせん こうけん)

右手に花痣を持つ華仙術師。

英 秀礼(えい しゅうれい)

髙の第四皇子。審礼宮に住む。

蘇 藍玉(そ らんぎょく)

冬花宮の宮女長。清益の姪。

蘇 清益(そ しんえき)

秀礼付きの宦官。秀礼とは旧知の仲。

華仙白嬢(かせん はくじょう)

紅姸の姉。

辛 琳琳(しん りんりん)

秀礼の許嫁。辛皇后の姪。

鬼霊(きりょう)

不本意な死を迎えた者や生への執着が強い魂が現世に残って鬼霊となる。
鬼霊は死因となった傷に大きな紅色の花を咲かせる。黒い無地の面布をつけている。

POP

プロモーションムービー

作品PV

「後宮の花詠み仙女 白百合は秘めたる恋慕を告げる」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 仙術師が時の皇帝に迫害されてから、華仙術師の一族も身を潜めていた。そんな中、優秀な華仙術師としての証である花痣が右手にあった紅妍は、一族の中で異質で虐げられる存在だった。しかし、皇帝の呪詛を祓ってほし 仙術師が時の皇帝に迫害されてから、華仙術師の一族も身を潜めていた。そんな中、優秀な華仙術師としての証である花痣が右手にあった紅妍は、一族の中で異質で虐げられる存在だった。しかし、皇帝の呪詛を祓ってほしいと、第四皇子の秀礼が一族の隠れ里までやってきて、紅妍を見出す。→皇帝の呪詛は最愛の妃を呪詛で殺した正妻に呪いをかけたもので、一国の主としてどうなのかなあと思ってしまったけど、たまには君主が道を外すのも良いかも。ただ紅妍は絶対に独り歩きしちゃ駄目だし、あの一族は性根が醜すぎて焼き滅ぼしたほうが良いと思う……。 …続きを読む
    かなで
    2023年01月31日
    17人がナイス!しています
  • 家族に虐げられていた仙術師の紅姸は、皇子である秀礼によって後宮に連れてこられる。 花詠みの力を使って謎を解き、鬼霊となってしまった人々の魂を、花渡しで浄化していきます。 この能力がとても素敵でした。 特 家族に虐げられていた仙術師の紅姸は、皇子である秀礼によって後宮に連れてこられる。 花詠みの力を使って謎を解き、鬼霊となってしまった人々の魂を、花渡しで浄化していきます。 この能力がとても素敵でした。 特に最後の花渡しのシーンが好きです! 最初は仙術師であることを隠そうとしていた紅姸ですが、少しずつ人々に認められていきます。 最後の方の秀礼さんがイケメンすぎて、気づいたら呼吸が止まってました。 末永く幸せになってくれ! …続きを読む
    なみ
    2022年11月07日
    11人がナイス!しています
  • 少女小説強化月間③今年のビーンズ大賞優秀賞&読者賞作品。花を通して過去の光景を見て、鬼霊を浄土へ送る華仙術士である紅姸。仙術士狩りを恐れる里人から奴婢のように扱われていたところ、皇子によって見出される… 少女小説強化月間③今年のビーンズ大賞優秀賞&読者賞作品。花を通して過去の光景を見て、鬼霊を浄土へ送る華仙術士である紅姸。仙術士狩りを恐れる里人から奴婢のように扱われていたところ、皇子によって見出される…という王道の話。なんだが、なんか地味。この話のキモである華仙術の描写は美しい。だけどキャラクターに個性が感じられず、ミステリにしても恋愛にしてもワクワクしなかった。それでも最後は綺麗にしめたな〜と思ったのに、なぜ一人で里に戻る!ザマァ展開入れるためにねじこんだせいで完全に蛇足。続きはいらない。 …続きを読む
    サラ
    2022年11月07日
    6人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品