マルクス 資本論 第3巻 シリーズ世界の思想

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年01月24日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
760
ISBN:
9784047037144
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マルクス 資本論 第3巻 シリーズ世界の思想

  • 著者 佐々木 隆治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年01月24日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
760
ISBN:
9784047037144

なぜ金融とプラットフォームばかりが儲かるのか? 儲けの本質を解き明かす

「資本主義的生産は、人間や生きている労働の浪費家である」
『資本論』第1巻の草稿を書き終えたマルクスが次に取り組んだのが、「儲け」のメカニズムに切り込む第3巻だった。産業資本主義が生産し、実現した剰余価値はいかに分配されるのか? 最新の草稿研究によって明快に読み解く解説書の決定版!

不平等の拡大、気候変動対策の停滞、インフレの加速。人々の生活の苦しみが増し、経済システムにたいする批判が高まりつつある今も、資本主義はそのシステムをより強固にしているかに見える。資本家と労働者の間に権力構造が発生するのはなぜか? 現代社会の混沌とした状況を解き明かし、危機を克服するためには、「儲け」のメカニズムを徹底的に分析する第3巻が要となる。マルクスも完成を見ることなくこの世を去った難読の書を明快に解説。
「資本主義的生産は、人間や生きている労働の浪費家である」
『資本論』第1巻の草稿を書き終えたマルクスが次に取り組んだのが、「儲け」のメカニズムに切り込む第3巻だった。産業資本主義が生産し、実現した剰余価値はいかに分配されるのか? 最新の草稿研究によって明快に読み解く解説書の決定版!

不平等の拡大、気候変動対策の停滞、インフレの加速。人々の生活の苦しみが増し、経済システムにたいする批判が高まりつつある今も、資本主義はそのシステムをより強固にしているかに見える。資本家と労働者の間に権力構造が発生するのはなぜか? 現代社会の混沌とした状況を解き明かし、危機を克服するためには、「儲け」のメカニズムを徹底的に分析する第3巻が要となる。マルクスも完成を見ることなくこの世を去った難読の書を明快に解説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
人と作品
凡例

第一章 剰余価値の利潤への転化、および剰余価値率の利潤率への転化
第二章 利潤の平均利潤への転化
第三章 資本主義的生産の進展における一般的利潤率の傾向的低下の法則
第四章 商品資本および貨幣資本の、商品取扱資本および貨幣取扱資本、あるいは商人資本への転化
第五章 利子と企業利得(産業利潤または商業利潤)とへの利潤の分裂。利子生み資本
第六章 超過利潤の地代への転化
第七章 収入(所得)とその源泉

コラム1 エンゲルスによる『資本論』第三巻の編集
コラム2 MEGAと『資本論』草稿
コラム3 トマ・ピケティの「r>g」と「長期停滞」
コラム4 商業資本の現代的形態
コラム5 ぺレール兄弟と現代の「社会主義者」
コラム6 レント資本主義

『資本論』第二部「資本の流通過程」のまとめ
補論ープラン問題について
あとがきー『資本論』第三部を読むための文献案内
索引

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「マルクス 資本論 第3巻 シリーズ世界の思想」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • マルクス資本論の難解な内容をできる限り平易に説明している。資本家は労働者が働いて得られた利益と賃金との差額を剰余価値としてお金を生み出している。資本主義において、資本家と労働者との富の蓄積率の差は年月 マルクス資本論の難解な内容をできる限り平易に説明している。資本家は労働者が働いて得られた利益と賃金との差額を剰余価値としてお金を生み出している。資本主義において、資本家と労働者との富の蓄積率の差は年月を経るごとに大きくなっている。 …続きを読む
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  • 資本主義批判を見るたびに感じていた「資本主義はそんなに酷いシステムなのに、なぜ人々は資本主義を甘受し安穏と暮らしている(ように見える)のか?」という疑問が解けたのが個人的には1番の収穫。利子生み資本の項 資本主義批判を見るたびに感じていた「資本主義はそんなに酷いシステムなのに、なぜ人々は資本主義を甘受し安穏と暮らしている(ように見える)のか?」という疑問が解けたのが個人的には1番の収穫。利子生み資本の項目も、現代における株価と実体経済の乖離をよく説明できる内容と思う。ただ特に平均利潤あたりの説明はかなり難解。これからは個別テーマも掘り下げてみたい。 …続きを読む
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