怪奇小説集 恐怖の窓

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年04月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041124468
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怪奇小説集 恐怖の窓

  • 著者 遠藤 周作
  • 編者 日下 三蔵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年04月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041124468

この世は、奇妙なできごとで満ちている――遠藤周作の怪奇譚集!

ホラー&ミステリ風味の作品を集めたオリジナル・アンソロジー!

登山客が突然消えるというモンブランの“悪魔の地点(ポワン・ド・サタン)”で観光客が恐ろしいものを目撃する「爪のない男」。日々の仕事に忙殺される雑誌記者が、死刑囚の手記の意外な内容に心ざわめかせる「尺八の音」。ガラパゴス諸島で採取した化石が不気味な騒動を巻き起こす「枯れた枝」など小説のほか、人一倍怖がりな著者の幽霊屋敷探険や、サド侯爵をめぐるエッセイを収録。ミステリとホラー風味ある作品を集めたオリジナルアンソロジー!
ホラー&ミステリ風味の作品を集めたオリジナル・アンソロジー!

登山客が突然消えるというモンブランの“悪魔の地点(ポワン・ド・サタン)”で観光客が恐ろしいものを目撃する「爪のない男」。日々の仕事に忙殺される雑誌記者が、死刑囚の手記の意外な内容に心ざわめかせる「尺八の音」。ガラパゴス諸島で採取した化石が不気味な騒動を巻き起こす「枯れた枝」など小説のほか、人一倍怖がりな著者の幽霊屋敷探険や、サド侯爵をめぐるエッセイを収録。ミステリとホラー風味ある作品を集めたオリジナルアンソロジー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

PART1
恐怖の窓 
詐欺師 
姉の秘密 
爪のない男 
悪魔 
気の弱い男 
俺とソックリな男が…… 
尺八の音 
何でもない話 
競馬場の女 
枯れた枝 

PART2
シャロック・ホルムスの時代は去った 
サド侯爵の犯罪 
幽霊見参記 
幽霊屋敷探険
『蜘蛛――周作恐怖譚』あとがき 

編者解説

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「怪奇小説集 恐怖の窓」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 二部構成になっているが、前半は講談社文庫の『ユーモア小説集』(三分冊)に入っている作品も多く、既読感強し。再読でももちろん面白い。「詐欺師」「姉の秘密」「気の弱い男」「枯れた枝」あたりはやはり好き。オチ 二部構成になっているが、前半は講談社文庫の『ユーモア小説集』(三分冊)に入っている作品も多く、既読感強し。再読でももちろん面白い。「詐欺師」「姉の秘密」「気の弱い男」「枯れた枝」あたりはやはり好き。オチがないような作品には特に悲しみ、虚しさを感じる。そこが魅力だよね。PARTⅡはエッセイだが、「サド公爵の犯罪」は小説仕立て。そこに遠藤自身の研究成果を織り込む。三島由紀夫をどのくらい意識しているのだろう、と気になる。こちらの方が分かりやすい。短編も十分読ませる遠藤周作。いまだに新刊が出るのも納得だ。 …続きを読む
    活字の旅遊人
    2023年12月06日
    41人がナイス!しています
  • 怪奇小説集の三作目をいちばん最初に読んでしまった。というわけで、怪奇というよりは後味の悪い話、厭な話が多く、傑作だからこそ消耗してしまった。そういう話がお好きなひとにはぜひ。 怪奇小説集の三作目をいちばん最初に読んでしまった。というわけで、怪奇というよりは後味の悪い話、厭な話が多く、傑作だからこそ消耗してしまった。そういう話がお好きなひとにはぜひ。
    くさてる
    2022年08月03日
    26人がナイス!しています
  • 怪奇小説集の第3段。怪奇というよりサスペンス、ミステリという感じの話が主だったと思う。むしろイヤミスに近いかも。いや〜な感じの話はどうも苦手。昭和の雰囲気もあまり好きではないなあ。 怪奇小説集の第3段。怪奇というよりサスペンス、ミステリという感じの話が主だったと思う。むしろイヤミスに近いかも。いや〜な感じの話はどうも苦手。昭和の雰囲気もあまり好きではないなあ。
    まさ☆( ^ω^ )♬
    2024年04月12日
    7人がナイス!しています

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