- 著者 遠藤 周作
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041116388
怪奇小説集 共犯者
- 著者 遠藤 周作
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784041116388
人間の深層心理の陰影を描く、驚きに満ちたミステリー集!
霧深い冬のリヨンで実際に起きた、不可解な殺人事件をもとに綴る「ジャニーヌ殺害事件」。夫の死を無意識に願う妻の内面に、じわじわ恐怖を誘われる「共犯者」。屈折した女の復讐心を精緻に描く「偽作」。骨董品蒐集に取り憑かれた人間の狂気を皮肉な筆致で描く「憑かれた人」など、9篇。著者ならではの鋭い観察眼で、人間の深層心理の陰影を描く秀逸なミステリー集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「怪奇小説集 共犯者」感想・レビュー
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令和三年八月に新しく編集された短編集。没後二十五年、さすがの人気。帯には、「もうひとりの遠藤周作」とあるが、リヨン留学、長崎取材やキリシタン探求、寂しそうな外人、インドと生命など、遠藤周作の作品そのも …続きを読む2021年10月30日47人がナイス!しています
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☆4 9編。こんなタイトルだけど幽霊譚ではないです。人間のちょっとした思い込みが招く混乱とか葛藤とかそっちね。キリスト教を見つめた長編も読みごたえがあるけどこういうミステリータッチの短編も好きだな。テレ …続きを読む2022年05月30日37人がナイス!しています
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遠藤周作 怪奇小説集3冊の2冊目。怪奇の意味はかつての広い意味での怪奇で今日のホラーテイストとはちと違う。特に有名な「蜘蛛」などが1冊目に行ってしまっているので、その続きを期待するとまた違ってしまうw な …続きを読む2023年03月12日24人がナイス!しています