ひどい民話を語る会

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年10月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
176
ISBN:
9784041123270

ひどい民話を語る会

  • 著者 京極 夏彦
  • 著者 多田 克己
  • 著者 村上 健司
  • 著者 黒 史郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年10月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
176
ISBN:
9784041123270

荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ!

「囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そして――。ひどい民話が誕生するんです」京極夏彦(「はじめに」より)

「桃太郎」の冒頭でお爺さんは柴刈りに、お婆さんは洗濯に行く。その理由とは……?
メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。
妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。
全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、伝説的トークイベント「ひどい民話を語る会」が、満を持して書籍化!
学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ。

※下品な話が苦手な方はご遠慮ください。
「囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そして――。ひどい民話が誕生するんです」京極夏彦(「はじめに」より)

「桃太郎」の冒頭でお爺さんは柴刈りに、お婆さんは洗濯に行く。その理由とは……?
メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。
妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。
全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、伝説的トークイベント「ひどい民話を語る会」が、満を持して書籍化!
学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ。

※下品な話が苦手な方はご遠慮ください。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに 京極夏彦

第一部 京極夏彦、多田克己、村上健司 

第二部 京極夏彦、多田克己、村上健司、黒 史郎

第三部 京極夏彦、黒 史郎

おわりに 京極夏彦 

「ひどい民話を語る会」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • おいおい本当に酷いな(笑)雑誌か何かで紹介されていて読んだけどこんな内容だとは…。前半はシモ系、後半は変な民話が多い。きな粉が出てくるとだいたい酷い話になるとか、昔話の桃太郎は、お婆さんは川へ洗濯に、 おいおい本当に酷いな(笑)雑誌か何かで紹介されていて読んだけどこんな内容だとは…。前半はシモ系、後半は変な民話が多い。きな粉が出てくるとだいたい酷い話になるとか、昔話の桃太郎は、お婆さんは川へ洗濯に、お爺さんは山へ芝刈りに行ったのには理由があるのに、酷くて削除されちゃったというのは興味深い。「民話集は爺さん婆さんの磨かれたセンスから生まれた珠玉のアンソロジー」だそうです。 …続きを読む
    mint☆
    2023年04月30日
    132人がナイス!しています
  • お化け界隈の専門家が民話を語る座談会3回分。艶話は今回は無しで主にシモの話wというかそればっかり[第1部:桃太郎/犬婿入/逆さ犬/焼酎の話/パナンペとペナンペ/雁汁/三人坊主/屁っぴり嫁/涼み袋/林檎の怪/糞を食っ お化け界隈の専門家が民話を語る座談会3回分。艶話は今回は無しで主にシモの話wというかそればっかり[第1部:桃太郎/犬婿入/逆さ犬/焼酎の話/パナンペとペナンペ/雁汁/三人坊主/屁っぴり嫁/涼み袋/林檎の怪/糞を食って犬になる]コラムも面白い[第2部:豆粉の置き場所/篩(ふるい)借り/草刈ろう/婆汁/馬鹿息子/釈迦と弥勒/ねぎに土を/長い頭/嘘つき小僧/みとこうもん/福は寝て待て/乳飲む爺さ/人糞のご神体/終わりの言葉]桃太郎の前日譚[第3部:お化け好きを虜にする民話の魅力とは]まあ大体こんなもんだべ …続きを読む
    ☆よいこ
    2022年12月21日
    103人がナイス!しています
  • 思っていた以上に酷く、ナンセンスなものが多い。 一体昔の人は潜在意識の中で何を伝えたかったのだろうか…と思いを巡らす。因果応報になっていないものも多く真意が難しい。ただ口伝や書物でこんなに品位のない話が 思っていた以上に酷く、ナンセンスなものが多い。 一体昔の人は潜在意識の中で何を伝えたかったのだろうか…と思いを巡らす。因果応報になっていないものも多く真意が難しい。ただ口伝や書物でこんなに品位のない話が長く伝わるなんて凄い。大正以降の純文学よりも長く庶民の中を生き続けていると言え、ある意味文学を超える普遍的価値があるのでは?と思ってしまう。現在のようにメディアがない。そんな中で御爺御婆が子供に笑ってもらうため必死に編み出したエンタメ、それがシモだらけの民話なんだろう。ゆる~く笑いたい方にお勧め。 …続きを読む
    33 kouch
    2023年05月09日
    87人がナイス!しています

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