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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784041092361

変身

  • 著 フランツ・カフカ
  • 訳者 川島 隆
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2022年02月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784041092361

平凡なサラリーマンが、ある朝、虫けらに。カフカ像を刷新する新訳と解説

「おれはどうなったんだ?」 平凡なサラリーマンのグレゴールはベッドの中で巨大な虫けらに姿を変えていた。変身の意味と理由が明かされることはなく、主人公の家族を巻き込んだ不条理な物語が展開していく――。最新のカフカ研究を踏まえた精緻でテンポよい新訳で贈る不朽の問題作。神話化されつづける作家の実像を、両親や恋人、労災保険局での仕事、ユダヤ人の出自、執筆の背景などから多面的に説き明かす、訳者解説を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「変身」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 突然虫けらになった主人公は、言葉が通じなくなる。その姿に両親は驚き、業務代理人は悲鳴をあげて逃げ出す。17歳の妹が恐れる母をかばいながら、自分こそ専門家と中心になり対処する。仕事を離れていた父親も勤務 突然虫けらになった主人公は、言葉が通じなくなる。その姿に両親は驚き、業務代理人は悲鳴をあげて逃げ出す。17歳の妹が恐れる母をかばいながら、自分こそ専門家と中心になり対処する。仕事を離れていた父親も勤務してから見違えるようになる。グレオールの収入が減る分、部屋を3人の間借り人に貸し出す。妹のヴァイオリンを聴きに部屋から出てきたが、追い返され、遂に力尽きて死に至る。3人は電車で郊外に行き、いつしか妹は花盛りの少女になっていた。主人公の変わらない心の声と、それぞれの家族の立ち位置が変化していく様が面白かった。 …続きを読む
    アキ
    2022年04月13日
    116人がナイス!しています
  • この話、安部公房だったら、どんな物語になっていただろうか? 「ザムザ君が虫けらになった話」だろうか?/ もし、妹が窓を開けておいてくれたなら、グレゴールはつげ義春の「鳥師」のように飛び立っただろうか この話、安部公房だったら、どんな物語になっていただろうか? 「ザムザ君が虫けらになった話」だろうか?/ もし、妹が窓を開けておいてくれたなら、グレゴールはつげ義春の「鳥師」のように飛び立っただろうか?/ カフカは、労災保険局に勤めていた。 彼は、自分の仕事をどう思っていたのだろう? ひょっとして、「ブルシット・ジョブ感」を抱いていなかっただろうか? 訳者の川島隆さんが「カブトムシ」や「巨大な虫」でなく、「虫けら」と訳してくれたことによって、この小説はずいぶんと僕たちの身近なものになったのではないか?→ …続きを読む
    燃えつきた棒
    2022年07月24日
    42人がナイス!しています
  • ある朝、平凡なサラリーマンが目覚めると、自分が化け物じみた図体の虫けらに姿を変えていることに気づいた。「おれはどうなったんだ?」と思い、寝直そうとするが、寝返りを打てない。次に頭に浮かんだのは「仕事ど ある朝、平凡なサラリーマンが目覚めると、自分が化け物じみた図体の虫けらに姿を変えていることに気づいた。「おれはどうなったんだ?」と思い、寝直そうとするが、寝返りを打てない。次に頭に浮かんだのは「仕事どうしよう」。虫になった彼の生活は一変する。外見以外なにも変わっておらず中身は平凡なサラリーマンのままなのに、周りに人間とみなされなくなるとどうなるのか...。人間として扱われなくなった人が、最後の人間らしさを発揮し、自己を破滅させてしまう姿が衝撃的だった。新訳が出たので久々に読んだが、相変わらず面白かった。 …続きを読む
    2022年04月10日
    28人がナイス!しています

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