- 著者 古野 まほろ
- 発売日:
- 2020年06月12日
- 商品形態:
- 電子書籍
その孤島の名は、虚
- 著者 古野 まほろ
- 発売日:
- 2020年06月12日
- 商品形態:
- 電子書籍
武器を捨てよ、楽器をとれ。“惑わしの島”を出るために。
オーロラが教室を覆ったとき、女子高生たちの姿が忽然と消えた――。10年ごとに発生する神隠し。吉祥寺南高校・吹奏楽部24名は突如としてこの現象に巻き込まれ、謎の孤島に飛ばされた。忍びよる生きた影。螢のように輝く住人。常に変貌する自然や廃墟。襲撃による仲間の死。“存在”と“法則”に支配されたこの島で、彼女達は生き残れるのか!? 謎また謎、逆転に次ぐ逆転、そしてまさかの真実。衝撃の青春サバイバルミステリ!
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「その孤島の名は、虚」感想・レビュー
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2014年発表作品の文庫版。孤島漂着×女子校×吹奏楽×戦争×数学×謎解き。女子校が舞台で「セラ黙」シリーズを彷彿とさせる台詞回しだが、青春をかけるものが探偵術ではなく吹奏楽。前半はこの吹奏楽成分が強い …続きを読む2020年07月28日25人がナイス!しています
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突然飛ばされた先に待ち受けるは、あるルールに支配された島だった。発想が面白くて、章題からもわかるけどある教科がひとつのテーマ。二章からの展開には目を見張るものがあり、そこから先はノンストップで読み終え …続きを読む2020年06月14日14人がナイス!しています
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★★★★★★★☆☆☆星7+ 10年に一度起こる神隠しで、謎の孤島に飛ばされてしまった女子高生24人。それは命と脱出を賭けたデスゲームの始まりであった。 古野まほろらしい筆致。この方が描く女子高生はどこ …続きを読む2021年01月02日8人がナイス!しています