- 著者 古野 まほろ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年06月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 528
- ISBN:
- 9784041091296
その孤島の名は、虚
- 著者 古野 まほろ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年06月12日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 528
- ISBN:
- 9784041091296
武器を捨てよ、楽器をとれ。“惑わしの島”を出るために。
オーロラが教室を覆ったとき、女子高生たちの姿が忽然と消えた――。10年ごとに発生する神隠し。吉祥寺南高校・吹奏楽部24名は突如としてこの現象に巻き込まれ、謎の孤島に飛ばされた。忍びよる生きた影。螢のように輝く住人。常に変貌する自然や廃墟。襲撃による仲間の死。“存在”と“法則”に支配されたこの島で、彼女達は生き残れるのか!? 謎また謎、逆転に次ぐ逆転、そしてまさかの真実。衝撃の青春サバイバルミステリ!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「その孤島の名は、虚」感想・レビュー
-
独特のセリフ回しも抑えめで異世界転移サバイバルのエンタメストーリーに腰を据えた作品。生存のために一度はまとまるが、些細なことをきっかけに吹奏楽部ゆえのヒビが入り関係が解消され、シルエット人とキラキラ人 …続きを読む2021年08月17日31人がナイス!しています
-
2014年発表作品の文庫版。孤島漂着×女子校×吹奏楽×戦争×数学×謎解き。女子校が舞台で「セラ黙」シリーズを彷彿とさせる台詞回しだが、青春をかけるものが探偵術ではなく吹奏楽。前半はこの吹奏楽成分が強い。パート …続きを読む2020年07月28日25人がナイス!しています
-
どんな本でも必ず最後まで読み切る事にしているが、久々に読み進めるのが苦痛に感じる小説に出会ってしまった。元々古野まほろ作品は自分の中で好き嫌いが激しくて、かっちりはまれば楽しめるのだけど、これはそうで …続きを読む2022年04月05日24人がナイス!しています