- 著者 令丈 ヒロ子
- 発売日:
- 2018年10月26日
- 商品形態:
- 電子書籍
手をつないだまま さくらんぼの館で
- 著者 令丈 ヒロ子
- 発売日:
- 2018年10月26日
- 商品形態:
- 電子書籍
彼女は、謎の少女に想いを託したーー。愛する者の喪失、愛と希望の物語
ぼくらは、壊れても手をつないだままだった。
あのとき、手をはなしてさえいれば――。
大学生で作家のぼくは、入院した遠縁のおばあさんの家……白い桜の木がある、アニメに出てきそうな洋館・「白桜館」の管理を任された。そこにりりなと称する謎の多い10歳の女の子が現れ、彼女の世話をすることに。わがままなりりなの世話と執筆に追われつつも、いままで感じたことのない満たされた毎日を送る僕。しかし、あたたかい二人の日々は唐突に終わった。それがお別れになるとは知らず、二人が向かった先とは? りりなの本当のすがたは? 愛する人の喪失、自分自身の喪失、絶望の淵に落ちても、それでも生きていこうと思えたのは、亡き彼女からの贈り物だった。
TVアニメ、劇場映画で話題の「若おかみは小学生!」の話題の著者による「喪失」を抱えた主人公の物語。愛する人を喪い、自らをも失っても、愛することを畏れず、生きていけるのか? 感動と成長の物語。
あのとき、手をはなしてさえいれば――。
大学生で作家のぼくは、入院した遠縁のおばあさんの家……白い桜の木がある、アニメに出てきそうな洋館・「白桜館」の管理を任された。そこにりりなと称する謎の多い10歳の女の子が現れ、彼女の世話をすることに。わがままなりりなの世話と執筆に追われつつも、いままで感じたことのない満たされた毎日を送る僕。しかし、あたたかい二人の日々は唐突に終わった。それがお別れになるとは知らず、二人が向かった先とは? りりなの本当のすがたは? 愛する人の喪失、自分自身の喪失、絶望の淵に落ちても、それでも生きていこうと思えたのは、亡き彼女からの贈り物だった。
TVアニメ、劇場映画で話題の「若おかみは小学生!」の話題の著者による「喪失」を抱えた主人公の物語。愛する人を喪い、自らをも失っても、愛することを畏れず、生きていけるのか? 感動と成長の物語。
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「手をつないだまま さくらんぼの館で」感想・レビュー
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読み始めはりりなの自分勝手にイラッとしたり、子どもっぽいやり取りに「YAだったかな?」と思ったりしたけれどなかなかの仕掛けのある物語だった。大学生のぼくは軽い読み物を書く作家。遠縁のおばあさんの家に管 …続きを読む2019年08月10日75人がナイス!しています
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優しく切ない物語。この小説の感想をネタバレなしで書くのは難しいですね笑。柔らかな雰囲気で進んでいく物語。でも…。途中からは予想もしなかった展開に驚きました。なんとなく感じていた違和感はこのせいか…。後 …続きを読む2018年11月20日73人がナイス!しています
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装丁やタイトルでジャケ借り。すごくライトなお話だなぁと読み進めてたら、途中でぐるんと場面が変わって全ては夢だった。後半は前半の何気ない情景が現実と繋がって感情が高まりました。タイトルの意味を知ったとき …続きを読む2018年11月24日64人がナイス!しています