妖怪たちのいるところ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年11月30日
判型:
A4判
商品形態:
単行本
ページ数:
96
ISBN:
9784041072059

妖怪たちのいるところ

  • 絵 水木 しげる
  • 文 小松 和彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年11月30日
判型:
A4判
商品形態:
単行本
ページ数:
96
ISBN:
9784041072059

水木しげるの未発表原画、ついに書籍化。圧倒的に美しい妖怪画!

水木先生の妖怪絵を、妖怪学の第一人者である小松和彦先生が読みとき、文章化。
水木しげる先生の未発表原稿と小松和彦先生による文章による”妖怪学入門”ともいえる本書。
妖怪や幽霊や妖精たちを”場所”という切り口で分類整理した希少な本。
絵に登場するすべての妖怪や幽霊、妖精や民俗学の偉人たちの紹介文も掲載。
子どもから大人まで、じっくり読めて、大判の絵は美しい充実の一冊。
オールカラー96ページ。21枚の未発表原画、165体の妖怪解説!!
永久保存版!筒箱の造本にも注目!ブックデザインはアルビレオ。
日本画の山口 晃氏による特別寄稿、書き下ろしも収録!
水木先生の妖怪絵を、妖怪学の第一人者である小松和彦先生が読みとき、文章化。
水木しげる先生の未発表原稿と小松和彦先生による文章による”妖怪学入門”ともいえる本書。
妖怪や幽霊や妖精たちを”場所”という切り口で分類整理した希少な本。
絵に登場するすべての妖怪や幽霊、妖精や民俗学の偉人たちの紹介文も掲載。
子どもから大人まで、じっくり読めて、大判の絵は美しい充実の一冊。
オールカラー96ページ。21枚の未発表原画、165体の妖怪解説!!
永久保存版!筒箱の造本にも注目!ブックデザインはアルビレオ。
日本画の山口 晃氏による特別寄稿、書き下ろしも収録!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

特別寄稿 「ふるえる心」 山口 晃
妖怪のとき 暗闇の世界
妖怪が出没する場所
死後の世界への道
家に棲む霊
古道具に籠もる霊
動物の霊
植物の霊
祟る妖怪
妖怪と幽霊
妖怪と図像 その姿かた)
妖怪と音
カミと妖怪
都市と妖怪
妖怪を発見した人たち
妖怪の比較研究
妖怪とは何か
おわりに 小松和彦

「妖怪たちのいるところ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タイトルはモーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』を意識かな。水木先生の未発表原画に新たに色をつけて発表されたもの。現代社会においていわゆる妖怪の気配を感じることはほぼない。彼らが新しく生 タイトルはモーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』を意識かな。水木先生の未発表原画に新たに色をつけて発表されたもの。現代社会においていわゆる妖怪の気配を感じることはほぼない。彼らが新しく生まれてくることもない。森羅万象の全てのメカニズム、人間の心理ですらもありがたい科学が解き明かしてくれた世の中には妖怪が潜み生まれる闇はなくなってしまった。水木先生が亡くなったことで更にそうした流れは加速して、もう野生の妖怪は絶滅しこうして書物の中でしか出逢えない存在になってしまったのかなあと寂しくなる。 …続きを読む
    テツ
    2019年10月03日
    20人がナイス!しています
  • ★★★☆☆ 「かいじゅうたちのいるところ」を文字ったようなタイトルの本作であるが、水木氏の未発表原画を味わえる貴重な一冊となっている。文章としては絵に登場する妖怪たちを紹介する文章で絵と合わせてしっかり楽 ★★★☆☆ 「かいじゅうたちのいるところ」を文字ったようなタイトルの本作であるが、水木氏の未発表原画を味わえる貴重な一冊となっている。文章としては絵に登場する妖怪たちを紹介する文章で絵と合わせてしっかり楽しめる内容。肝心の絵についてはそれが何を表すのかは著者亡き今となってはわからないのだが、その辺りも含めて想像を膨らませて読むことができる一冊かと思う。 …続きを読む
    そうたそ
    2019年04月26日
    17人がナイス!しています
  • 水木大先生と宮田登氏の「遺作」といったところか、企画はあったものの、絵とメモだけが残された。かくして小松和彦氏がその後を継いで完成させた。細密でありながら朦朧とした幻想的な背景の中にはめ込まれた妖怪と 水木大先生と宮田登氏の「遺作」といったところか、企画はあったものの、絵とメモだけが残された。かくして小松和彦氏がその後を継いで完成させた。細密でありながら朦朧とした幻想的な背景の中にはめ込まれた妖怪と神々。その絵はかつての大先生の手によるものとわかる。多くの妖怪や神の姿が変わらないのだ、懐かしい妖怪入門や図鑑の画と。多分背景と妖怪を別々に描いて、レイヤーを重ねるようにして新しい画を作るのだろう。それとも頑なに昔の画をトレースしているのか。だからこそ懐かしいのである。薄暗闇と奇妙な色彩が滲む世界が。 …続きを読む
    やんも
    2019年05月12日
    10人がナイス!しています

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