黒い森の記憶

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041065976
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黒い森の記憶

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041065976

森はすべてを見ていた。初期の異色サスペンス!

深く黒い森の果て、かつて名医と呼ばれた老人が1人で暮らす山小屋へ、足を撃たれた男が転がり込んでくる。男は、世間を騒がせている連続少女暴行殺人事件の容疑者として追われていた。配達員にすら会わないほど人嫌いのはずの老人は、なぜか男を匿うことにする。同じ頃、老人のもとには差出人不明の不気味な小包が次々と届いていた……。

森の見せる悪夢に、人々はなすすべもなく呑み込まれていく。初期の異色サスペンス長編!
深く黒い森の果て、かつて名医と呼ばれた老人が1人で暮らす山小屋へ、足を撃たれた男が転がり込んでくる。男は、世間を騒がせている連続少女暴行殺人事件の容疑者として追われていた。配達員にすら会わないほど人嫌いのはずの老人は、なぜか男を匿うことにする。同じ頃、老人のもとには差出人不明の不気味な小包が次々と届いていた……。

森の見せる悪夢に、人々はなすすべもなく呑み込まれていく。初期の異色サスペンス長編!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「黒い森の記憶」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 赤川次郎のサスペンスやはり面白い。森の中で一人暮らしている元医師の「老人」。なぜ人と関わらない生活をしているのか、ある事件の容疑者の「男」との生活、送られてくる荷物の意味と主、そして…。情景の描写の仕 赤川次郎のサスペンスやはり面白い。森の中で一人暮らしている元医師の「老人」。なぜ人と関わらない生活をしているのか、ある事件の容疑者の「男」との生活、送られてくる荷物の意味と主、そして…。情景の描写の仕方がより不気味さを誘う。終盤のあれこれで「そうだったのか」と思い本を閉じたか引っかかることがいくつかあり今は「そうだったのか?」と。はっきりしてることだけ繋いでいくと違う図が見えてきそう。 …続きを読む
    coco夏ko10角
    2023年01月18日
    17人がナイス!しています
  • 久しぶりの赤川さんでしたがしっかりと騙されました、最後まで二転三転して。とにかく老人が器用で巧みに人を遮る人間味がある人で舌を巻くばかり。対する彼に関わる人たちもやっぱりどこか愛嬌があって緊迫した場面 久しぶりの赤川さんでしたがしっかりと騙されました、最後まで二転三転して。とにかく老人が器用で巧みに人を遮る人間味がある人で舌を巻くばかり。対する彼に関わる人たちもやっぱりどこか愛嬌があって緊迫した場面であってもやり取りが面白い。容疑者も警部も配達員もみんな肩の力が抜けてて嘘か真実か惑わされてしまう。結局、少女暴行事件の犯人は?謎なかんじだったけどなんとなく童話を読んでいるような感覚になる楽しいミステリーでした。 …続きを読む
    季鈴
    2024年02月09日
    10人がナイス!しています
  • 懐かしの復刻版。赤川次郎作品を読むのはうん十年ぶり。古いヒッチコック映画をじっくりみているような味わいがあった。でも60歳くらいの主人公を老人と呼ぶのはちょいと違和感が… 前期高齢者でもないのにね… これも 懐かしの復刻版。赤川次郎作品を読むのはうん十年ぶり。古いヒッチコック映画をじっくりみているような味わいがあった。でも60歳くらいの主人公を老人と呼ぶのはちょいと違和感が… 前期高齢者でもないのにね… これも時代なんだな。 …続きを読む
    小豆姫
    2019年01月25日
    9人がナイス!しています

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