余白の迷路

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年12月19日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784041121559

余白の迷路

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年12月19日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784041121559

七十歳。いまさら何かが起きるなんて思ってもいなかった──。

定年後、図書館に通うことを日課にしている三木。七十歳。学校に行けず図書館で時間を潰す女子高生・早織。十六歳。半世紀以上、歳が離れた二人。それぞれ平和に暮らしていたはずだったが近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれてしまい調査を始めることになる。事件はどうやら、三木の過去に起因しているようで──。 定年後、図書館に通うことを日課にしている三木。七十歳。学校に行けず図書館で時間を潰す女子高生・早織。十六歳。半世紀以上、歳が離れた二人。それぞれ平和に暮らしていたはずだったが近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれてしまい調査を始めることになる。事件はどうやら、三木の過去に起因しているようで──。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「余白の迷路」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公は70歳の三木忠志。妻を50代で亡くし、訳あって義理の娘と二人暮らし。関係は良好で、日課は図書館通い。平穏で悠々自適な暮らしを送っていた三木だが、近所でホームレス殺人事件が起きた事で、穏やかだった日 主人公は70歳の三木忠志。妻を50代で亡くし、訳あって義理の娘と二人暮らし。関係は良好で、日課は図書館通い。平穏で悠々自適な暮らしを送っていた三木だが、近所でホームレス殺人事件が起きた事で、穏やかだった日常にさざ波が立ち始める。近くに住む16歳の女子高生・早織と共に事件の調査を始め、真相が明らかになっていく。赤川次郎さんなので、殺人事件が起きても凄絶な描写はなく、軽めのタッチで読み進められる。ミステリーと言うより、家族の物語といった趣だが主人公の三木に好感が持てた。ミステリー初心者や若い世代の方にお薦め。 …続きを読む
    よつば🍀
    2024年01月07日
    46人がナイス!しています
  • ★★✮☆☆実は赤川次郎初読み。かつてはあれほどの流行作家、どんな物かとちょっとは期待して読んだのだが、こうした様を「老いては騏驎も駑馬に劣る」と言うのだろうか。70歳の主人公、息子は2年前に失踪し雑誌編集長の ★★✮☆☆実は赤川次郎初読み。かつてはあれほどの流行作家、どんな物かとちょっとは期待して読んだのだが、こうした様を「老いては騏驎も駑馬に劣る」と言うのだろうか。70歳の主人公、息子は2年前に失踪し雑誌編集長の嫁と団地で暮らし近所の図書館に通う毎日。ある朝その途中のベンチでホームレスの老女が刺殺された。図書館で出会った不登校の女子高生、雑誌記者らと調べるうちに老女の正体はエリート医師と結婚した高校時代のマドンナと判明する…誰が老女を殺したかが最大の謎だったのに犯人は通り魔だったとは反則技であろう …続きを読む
    rosetta
    2024年01月28日
    33人がナイス!しています
  • 図書館通いが日課の70歳の三木と学校に行けずに図書館で時間を潰す女子高生の早織。ひょんなことから二人でホームレス殺人事件の調査をすることに。70歳なのにフットワークが軽く、家族思いで名探偵の三木を尊敬。い 図書館通いが日課の70歳の三木と学校に行けずに図書館で時間を潰す女子高生の早織。ひょんなことから二人でホームレス殺人事件の調査をすることに。70歳なのにフットワークが軽く、家族思いで名探偵の三木を尊敬。いろいろ話が広がりすぎて消化不良。殺人事件の犯人には拍子抜け。良くも悪くも安定の赤川次郎作品でした。 …続きを読む
    ゆっき
    2024年01月25日
    30人がナイス!しています

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