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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年02月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041062289
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95

  • 著者 早見 和真
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年02月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784041062289

『イノセント・デイズ』の著者が描く、最強青春エンタテインメント!

※ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品のカバーとサイトに表示されている画像が異なる場合がございますが、ご了承くださいませ。

1995年、渋谷。平凡な高校生だった秋久は、縁のなかった4人の同級生から突然カフェに呼ばれ、強制的にグループへ仲間入りさせられる。
他校生との対立、ミステリアスな女の子との出会い……。秋久の経験したことのない刺激的な毎日が待っていた。
だがある日、リーダー的存在だった翔が何者かに襲撃されてしまう。秋久は真犯人を捜すため立ち上がった――。
激動の時代を駆け抜けた少年たちの心の叫びがほとばしる、熱烈青春ストーリー。
※ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品のカバーとサイトに表示されている画像が異なる場合がございますが、ご了承くださいませ。

1995年、渋谷。平凡な高校生だった秋久は、縁のなかった4人の同級生から突然カフェに呼ばれ、強制的にグループへ仲間入りさせられる。
他校生との対立、ミステリアスな女の子との出会い……。秋久の経験したことのない刺激的な毎日が待っていた。
だがある日、リーダー的存在だった翔が何者かに襲撃されてしまう。秋久は真犯人を捜すため立ち上がった――。
激動の時代を駆け抜けた少年たちの心の叫びがほとばしる、熱烈青春ストーリー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

普通の男の子が、環境の変化とともに急速に大人になる話というのは、青春小説の醍醐味そのもの。それをさらにオウム事件と結びつけて、とてもおもしろいなあと思いながらページをめくりました。
――速水健明さん(『1995年』著者・ライター)

私たちが生きた「あの頃」、絶望と欲望の真ん中で世界はいつも終わりそうに輝いていました。今ではもう遠いおとぎ話のような、“刹那の瞬間”の物語。
――打矢麻理子さん(元『S cawaii!』編集者・78年生まれ)

真冬の渋谷の凍てつく寒さと、主人公たちの沸騰するような血肉の熱さ。読みながら、思わず彼らと一緒に雄叫びをあげそうになりました。
――森義隆さん(映画監督・79年生まれ)

ページをめくるたびに目の前によみがえる「あの頃」。ダサい大人になってないか?走り続ける主人公たちに、尻をたたかれた気分です。
――渡辺淳基さん(新聞記者・79年生まれ)

95年を駆け抜けた主人公たちに胸倉を掴まれたので今に向き合ってみたら、驚くほどカッコ悪い大人になっていることに気付いて、涙が出てきた。
――永井拓郎さん(映画プロデューサー・77年生まれ)

「95」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • カッコ良くしようとすることは、すべからくかっこ悪い。イケてるシブヤの若者には、嫉妬や悪い奴らの目が向く。彼らを助ける人も、彼らに伝説を作ったのも、地味で地に足のついた人達だ。リーダーになるのも、走るの カッコ良くしようとすることは、すべからくかっこ悪い。イケてるシブヤの若者には、嫉妬や悪い奴らの目が向く。彼らを助ける人も、彼らに伝説を作ったのも、地味で地に足のついた人達だ。リーダーになるのも、走るのがいちばん速いやつ。そこがいいね。しかし、作家さんに1ついいたいな。女の描き方がさ、男好みすぎるよね。女からしたら、ンンン? 漫画読んでもらわなくちゃ🔫( ˙-˙ )チャキッ …続きを読む
    ケイ
    2023年12月09日
    83人がナイス!しています
  • まさにドンピシャの世代ではあるけれどなんせ田舎育ちなもので渋谷という単語は知っていたけれどそれはNHKホールがある場所という認識だけである。渋谷を舞台にした青春小説だけど読む方は面白いが当時の渋谷の状況 まさにドンピシャの世代ではあるけれどなんせ田舎育ちなもので渋谷という単語は知っていたけれどそれはNHKホールがある場所という認識だけである。渋谷を舞台にした青春小説だけど読む方は面白いが当時の渋谷の状況がまずわかりません。なのでQちゃんの青春白書として読みました。確かに東京というあこがれはありましたがこうやって読むと異文化のように感じるかな。高校生のやさぐれ感はものすごく好きですね。懐かしい単語がでてくるのでそれはそれで楽しかったです。 田舎の高校生もポケベルは持ってましたから。 …続きを読む
    TAKA
    2021年10月22日
    63人がナイス!しています
  • 1995年渋谷で自分を中心に世界が回っているかの如くの若かりし時代を駆け抜けてきた少年達が、20年の時を経て集まる話。闘争、援交、ストリート系雑誌やチーマーそしてポケベルにルーズソックスと当時の渋谷を上手く 1995年渋谷で自分を中心に世界が回っているかの如くの若かりし時代を駆け抜けてきた少年達が、20年の時を経て集まる話。闘争、援交、ストリート系雑誌やチーマーそしてポケベルにルーズソックスと当時の渋谷を上手く表現され、さらには95年に起こったオウムサリン事件や阪神淡路大震災も絡め、時代背景がリアルにフラッシュバックする。漫画のような感覚で一気読みでした♪ …続きを読む
    Yosshiy
    2019年08月29日
    51人がナイス!しています

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著者紹介

早見 和真 (はやみ かずまさ)

1977年、神奈川県生まれ。2008年、『ひゃくはち』で作家デビュー。
同作は映画化、コミック化されベストセラーとなる。14年、『ぼくたちの家族』が映画化、15年、『イノセント・デイズ』が第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した。
他著に『スリーピング・ブッダ』『東京ドーン』『6 シックス』『ポンチョに夜明けの風はらませて』などがある。

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