俳句の海に潜る 電子版
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ニコカド祭り2020
発売日:
2016年12月26日
商品形態:
電子書籍
ニコカド祭り2020

俳句の海に潜る

  • 著者 中沢 新一
  • 著者 小澤 實
発売日:
2016年12月26日
商品形態:
電子書籍

俳句はアースダイバーの文芸である――。その人類史的可能性をめぐる対話

俳句は自然認識の最前線であり、古代と前衛のふたつの回路から世界の本質に迫ろうとしている――。深川・甲州・諏訪を漂い、縄文の古層へ。詩とアニミズムの新たな地平が浮かび上がる、人類学者と俳人の異色対談!

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「俳句の海に潜る」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 俳句雑誌「澤」主宰小澤實と人類学者中沢新一の対談。俳句という詩が世界を認識する最前線のもの。一句を作るということは死者と会話し交流すること。西行と芭蕉は自然に対して接触する表面を浸透膜のように薄くした 俳句雑誌「澤」主宰小澤實と人類学者中沢新一の対談。俳句という詩が世界を認識する最前線のもの。一句を作るということは死者と会話し交流すること。西行と芭蕉は自然に対して接触する表面を浸透膜のように薄くした。芭蕉のみちのくの世界は「文明によって完全に作り替えられていない世界」。全ての言葉を使って世界のすべてを詠む。後ろめたいものに本質がある。俳人は自分の体が動かなくなった時、ものすごい内部運動をし始める。日本人の心性の深いところには揺れ動いて流れていく「海」がある。船底の下にある無を感じ取る力。五七五の定型感。 …続きを読む
    naoudo
    2017年07月24日
    13人がナイス!しています
  • 詩学とは結局のところ言葉の物質化の方法論なのかしらね。本書は主に芭蕉の人と句を手掛かりに、水平方向へと地平を展開する文化が誤魔化そうとする所の垂直方向としての自然の古層へと触れようとする意志…としての 詩学とは結局のところ言葉の物質化の方法論なのかしらね。本書は主に芭蕉の人と句を手掛かりに、水平方向へと地平を展開する文化が誤魔化そうとする所の垂直方向としての自然の古層へと触れようとする意志…としての俳句を考える。気になったのは小澤さんが俳句の評価に、所謂テクストとしての句に対して、作者がその句の醸すスペクタクルを実際に経験したのか否かをかなり重視していたこと。作者と作品は分けられるべきか否かの問題はビミョーな所だな。中沢さんの方は相変わらずトリックスターを譲らない。彼からすれば能年玲奈は縄文人(笑)。 …続きを読む
    袖崎いたる
    2017年03月20日
    10人がナイス!しています
  • 小沢新一(人類学者? 宗教学者?)と小澤實(俳人)の交流録で、対談と講演録と対談から派生したエッセイが収録されています。書名が『俳句の海に潜る』なので、俳句に興味のない読者はまず手に取りそうもない本で 小沢新一(人類学者? 宗教学者?)と小澤實(俳人)の交流録で、対談と講演録と対談から派生したエッセイが収録されています。書名が『俳句の海に潜る』なので、俳句に興味のない読者はまず手に取りそうもない本ですが、普通に文化論として面白かったので、読者が限定されてしまいそうな点は、もったいないなぁと思います。でも、やはり俳句の話なので仕方がないか‥‥。(俳句といっても、芭蕉=「アースダイバー」説を語り合うので、俳句の細かいことは置いといて、芸術全般に興味のある読者が大掴みに読むのに適していると思います。) …続きを読む
    くり坊
    2017年01月27日
    10人がナイス!しています

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