短歌ください 君の抜け殻篇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年03月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784040683539

短歌ください 君の抜け殻篇

  • 著者 穂村 弘
  • イラスト 陣崎 草子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年03月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784040683539

あなたもきっと詠んでみたくなる

「抜け殻の君など見たくないけれど君の抜け殻なら見てみたい」 (ほうじ茶・女・22歳) テーマごとに募った読者投稿の短歌を人気歌人・穂村弘が講評! 言葉で世界が変わる瞬間を味わえる短歌集。読めば、あなたも詠みたくなる。
「世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください」(まるやま・女・30歳) /「汚染地を出れたら履こうと思ってたストラップシューズおろしてしまう」 (モ花・女・30歳)/「君のいる世界に生きているなんて思えないよ それなのに雨 」 (鈴木晴香・女・31歳)/「都会にはホームが十五もあるのです、ねえお母さん。ねえお母さん。」 (蜜・女・16歳)」/「りんご飴に歯型をつけてまたきみは踊りの輪へと戻ってしまう」 (鈴木美紀子・女・49歳)/「僕の目に飛び込んでくるはずだった虫がレンズに跳ね返される」 (木下龍也・男・26歳)/「猫グッズだらけの店でもしかして犬好きですかと問いかけられる」(五十嵐えみ・女・28歳)/「世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください」(まるやま・女・30歳)
「抜け殻の君など見たくないけれど君の抜け殻なら見てみたい」 (ほうじ茶・女・22歳) テーマごとに募った読者投稿の短歌を人気歌人・穂村弘が講評! 言葉で世界が変わる瞬間を味わえる短歌集。読めば、あなたも詠みたくなる。
「世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください」(まるやま・女・30歳) /「汚染地を出れたら履こうと思ってたストラップシューズおろしてしまう」 (モ花・女・30歳)/「君のいる世界に生きているなんて思えないよ それなのに雨 」 (鈴木晴香・女・31歳)/「都会にはホームが十五もあるのです、ねえお母さん。ねえお母さん。」 (蜜・女・16歳)」/「りんご飴に歯型をつけてまたきみは踊りの輪へと戻ってしまう」 (鈴木美紀子・女・49歳)/「僕の目に飛び込んでくるはずだった虫がレンズに跳ね返される」 (木下龍也・男・26歳)/「猫グッズだらけの店でもしかして犬好きですかと問いかけられる」(五十嵐えみ・女・28歳)/「世界とのあいだにいつも「あ」を挟む あ レジ袋つけてください」(まるやま・女・30歳)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「短歌ください 君の抜け殻篇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 身近なテーマで集められた短歌、この短い句の中にその瞬間の映像が浮かぶ短歌で凄いですね。「JRが上に伸びれば」1980円で宇宙に行ける」「どこからか香りはするのに姿なし金木犀は一流の忍び」が好きな句でした。 身近なテーマで集められた短歌、この短い句の中にその瞬間の映像が浮かぶ短歌で凄いですね。「JRが上に伸びれば」1980円で宇宙に行ける」「どこからか香りはするのに姿なし金木犀は一流の忍び」が好きな句でした。
    みかん🍊
    2016年06月02日
    94人がナイス!しています
  • いちばん心に刺さったのは「愛のこと甘く見ていた 春の駅 人の気持ちを甘く見ていた」。若い頃は勢いもあったし、その勢いに体力も気持ちも、ついていけてた。だから過信していて、愛も人の気持ちも甘く見ていた。今 いちばん心に刺さったのは「愛のこと甘く見ていた 春の駅 人の気持ちを甘く見ていた」。若い頃は勢いもあったし、その勢いに体力も気持ちも、ついていけてた。だから過信していて、愛も人の気持ちも甘く見ていた。今だからよく分かる。恋愛のことだけじゃなく、人の気持ちを甘く見てはいけない、ということがだんだん分かっていって、いつの間にか自分の感情だけで突っ走るひた向きさを置いてきてしまった。三十一文字という限られた文字数の中で、過去の私に再会し、置いてきてしまった何かに気づかされる。年月というものにびっくりさせられる。 …続きを読む
    風眠
    2020年01月15日
    85人がナイス!しています
  • 熱ぽい気だるさの中、読みながら寝てしまい、また起きて読み進める。そんな風にして最後まで諦めずに読んだ一冊でした。その二を読むのを忘れてる!この中に既に他の本で知っている短歌があり、またダ・ヴィンチでの 熱ぽい気だるさの中、読みながら寝てしまい、また起きて読み進める。そんな風にして最後まで諦めずに読んだ一冊でした。その二を読むのを忘れてる!この中に既に他の本で知っている短歌があり、またダ・ヴィンチでの投稿者が何名か常連さんでおられるようで、あとがきを読むと歌集を出された方もいるそうな。毎回テーマが面白く、日常的なのも凄く共感できる1つなのだと思います。練れた言葉を使ってないのが毎回素晴らしい。短歌を詠む才能は持ってないので、とても羨ましいと思いながらも、それは置いといて私にも「もっと短歌ください」 …続きを読む
    美登利
    2016年05月29日
    78人がナイス!しています

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