Another エピソードS

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年06月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041041277

Another エピソードS

  • 著者 綾辻 行人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年06月18日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041041277

幽霊と少女の、“死体探し”の物語。未曾有の学園ホラー、異色の続編!

1998年の夏休み。両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴が遭遇したのは死の前後の記憶を失い、消えた自らの死体を探す青年の幽霊だった。謎めいた屋敷を舞台に、幽霊と鳴の秘密の冒険が始まる―― 1998年の夏休み。両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴が遭遇したのは死の前後の記憶を失い、消えた自らの死体を探す青年の幽霊だった。謎めいた屋敷を舞台に、幽霊と鳴の秘密の冒険が始まる――

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「Another エピソードS」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『Another』のアナザーストーリー。先ずは前作を読んでおく事を強めに推奨ですね。幾らかは説明されていますが、設定が色濃く引き継がれていますので。それだけで無く、伏線にもなっているので、未読の場合は戸惑っ 『Another』のアナザーストーリー。先ずは前作を読んでおく事を強めに推奨ですね。幾らかは説明されていますが、設定が色濃く引き継がれていますので。それだけで無く、伏線にもなっているので、未読の場合は戸惑って仕舞うのでは無いかと思う次第です。見崎鳴が夏に体験した事を、怪奇風(?)に級友の榊原恒一に語る話なのですが。何よりね鳴の語りと言うか、創作力が凄過ぎるよね。そしてね、察する能力が高過ぎでしょう。幾度と無く出る「幽霊さん」って語り掛けは、煽りの一種だったのでしょうか。意地が悪い( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。 …続きを読む
    mae.dat
    2023年10月15日
    260人がナイス!しています
  • あの〈災厄〉の最中に起きていたもう一つの『Another Story』夏休みに入った見崎鳴は過去に〈現象〉を経験した青年に会うために彼が住まう湖畔の屋敷に赴く。だがそこに彼は居なかった。そこで出逢ったのは“記憶喪失 あの〈災厄〉の最中に起きていたもう一つの『Another Story』夏休みに入った見崎鳴は過去に〈現象〉を経験した青年に会うために彼が住まう湖畔の屋敷に赴く。だがそこに彼は居なかった。そこで出逢ったのは“記憶喪失の幽霊”だった。 内容からして本作もホラー要素が強めな作風なのかと読み進めたが、真相に近づいて気づかされた。本作の読後感はとても儚くて切ないものなのだと…。彼を親しむ1人の少年の想いが見せたまさに真夏の蜃気楼のような物語だ。 …続きを読む
    ナルピーチ
    2020年12月26日
    242人がナイス!しています
  • 「Another」の外伝。あの事件の結末を知った後、少し張り詰めたものから解き放たれたような感覚で、冒頭のセリフに誘われるように物語の世界へ入っていった。大きな展開は無いが、その分、落ち着いた中に潜む仄かな 「Another」の外伝。あの事件の結末を知った後、少し張り詰めたものから解き放たれたような感覚で、冒頭のセリフに誘われるように物語の世界へ入っていった。大きな展開は無いが、その分、落ち着いた中に潜む仄かな不気味さとノスタルジックな雰囲気にじっくりと浸る。終盤にはミステリらしい見せ場が待ち受けていて、メインも良かったが、ダイイングメッセージが絡む謎の話も印象的だった。微かに心に引っ掛かっていたあの違和感、それが繋がり、一気に見えてくる切ない物語。何とも心憎い。外伝も楽しめた。そして続編にも期待。 …続きを読む
    buchipanda3
    2020年09月26日
    135人がナイス!しています

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著者紹介

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)

京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。1987年、在学中に『十角館の殺人』で衝撃的なデビューを果たし、いわゆる新本格ムーブメントの契機となる。92年には『時計館の殺人』により第45回日本推理作家協会賞を受賞。

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